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伝統をこれ以上なくラグジュアリーに昇華

まだまだ続きそうな時計業界の復刻ブーム。世界三大時計メーカーのひとつに数えられるVacheron Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)の「Historiques(ヒストリーク)」から、3つのアイコニックなモデルが現代へと甦りました。それぞれスタイルこそ異なりますが、ヴィンテージウォッチに通じるマニアックなディテールには、同社の歴史と独特のエレンガンスが宿っています。

まずご紹介するのが“カウ・ホーン型”と呼ばれる美しいラグを持つ優雅なクロノグラフ「Historiques Cornes de vache 1955(ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955)」。このモデルはヴィンテージでもひときわ人気が高いと言われている1955年に製造された初の防水性能を兼ね備えたクロノグラフからインスピレーションされたモデル。今回はじめてピンクゴールドのケースが登場することで話題に。この上品な雰囲気にベストマッチする直径38.5mmのサイズ感にも注目したいところ。

続いて登場するのが、これまたヴィンテージ愛好家のツボに刺さる“クッションケース”を採用する「Historiques American 1921(ヒストリーク・アメリカン 1921)」。オリジナルを忠実に再現する斜め方向で読み取るように傾いた文字盤など、狂騒の時代であった1920年代を物語るデザインは実に個性的。そこに現代的なエッセンスとして今回取り入れたのが贅沢なプラチナ製のケース。これがアリゲーターのレザーストラップと重なることで、ヴィンテージと一味違う高級感を手にしています。

「Historiques Ultra-fine 1955 (ヒストリーク・エクストラフラット1955)」も前述の2つのモデルに勝るとも劣らない個性を放っています。古くから超薄型時計の製造に注力を注いできたヴァシュロン・コンスタンタンにふさわしいこの手巻き時計は本体の厚さわずか4.13mmとなり、世界最薄の一つに数えられるムーブメントを搭載。文字盤やケースのデザインはとてもヴィンテージから着想を得たとは思えないモダンな仕上がり。しかも驚くべきことにプラチナケースの心臓部に宿るのは、1955年に発表された同社の伝説的な手巻きムーブメントCal.1003です。この新旧の組み合わせは時計愛好家たちのハートを確実に掴むことでしょう。

ヴィンテージの魅力をこれ以上なくラグジュアリーに昇華したヴァシュロン・コンスタンタンが導き出した3つの答え。皆さまの物欲を満腹にさせる究極のヘリテージウォッチはいかがでしょうか?

Text: FORZA STYLE

Vacheron Constantin Historiques Cornes de vache 1955           Ref.5000H/000R-B059、手巻き(Cal.1142)、18KPGケース&アリゲーターストラップ、ケース径38.5㎜、3気圧防水/615万円(税抜)
Vacheron Constantin Historiques American 1921               Ref.82035/000P-B168、手巻き(Cal.4400AS)、PTケース&アリゲーターストラップ、ケースサイズ40×40㎜、3気圧防水/505万円(税抜)
Vacheron Constantin Historiques Ultra-fine 1955               Ref.33155/000P-B169、手巻き(Cal.1003)、PTケース&アリゲーターストラップ、ケース径36㎜、3気圧防水/442万5000円(税抜)

【問い合わせ】
ヴァシュロン・コンスタンタン
0120-63-1755
vacheron-constantin.com



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