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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場の「エロサバ」

ほぼ週替わり! THE STYLE GUIDE 33th

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STYLE 33
「最高に暑くなる8月、しかも油ギッシュな40男は、なるべく涼しく、爽やかに見える色使いで……」

だいぶ本格的に暑くなって来ました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
暑くても、会社訪問や外回り、各企業の方々にお会いしなければいけないビジネスマンやOLの方々も、日本全国にはいっぱいいらっしゃると思います。僕ら、編集者は、服装のルールがあまりないので、のんきにTシャツスタイルなんてこともあるので本当に申し訳ないのですが……。

そんなカジュアルスタイルでも許されてしまう僕たちなんですが、最低限の僕なりのルールはありまして……。「着なくても、いざ! という時のために、なるべく、ジャケットは持っていよう!」ということ。そして、もうひとつは、「なるべく涼しく、爽やかに見える色使いにしよう!」ということ。

40男にもなれば、いろいろと加齢による問題がいろいろと出てくるという風に、周りの女性たちは言っていました。

「電車に乗ったとき、隣のオジサンの体臭があまりに臭過ぎて、隣の車両に移ったわ」

「会議中のオジサンの口臭、しかも歯槽膿漏がキツ過ぎて、ずっと息を止めていたわ」

「超暑い日なのにも関わらず、あえて凄い辛い担々麺食べて、シャツがびしょびしょになってて汗臭かったわ」

「素敵なジャケットを着ているのに、爪が伸びていて不潔。しかも小指の爪だけ伸びていて、倒れそうになった」

「お座敷に上がったときに、上司のオジサンの足のニオイがキツ過ぎて、その後の食事が台無しになった」

「帰りの電車の中で、オジサンの油ギッシュな汗の腕がピタッと触れた瞬間にギャーッて叫んだ」

「素敵なスーツを着ているのに、ちょっと見上げたら、鼻毛が半端じゃない出てて死ぬかと思った」

「綺麗な麻のシャツを着ているのに、笑ったら歯が黄ばんでいて、しかも歯が無かった」

「クリーニングしてない上着からニオイ立つ、脇のニオイやワキガのニオイに倒れそうになった」

などなど……。

女性たちの意見は、本当に厳しいのですが、これが現実。少しでも、年齢を重ねたオジサンたちは、そういう風に言われていることを理解した上で、なるべく涼しく、爽やかに見える色使い! もっと言ってしまえば、清潔感を保つことが大事なのであります。そこで、おすすめしたいのが爽やかに見える色使い。例えば、こんな風に白×水色みたいなものはいかがでしょう? Tシャツは、さすがにオフィスでは難しいなんていう人は、白いシャツに。白いパンツも、カジュアル過ぎてなんていう人は、淡いグレーのパンツにするというのもいいでしょう!

いずれにしても、40過ぎたオジサンたちは、世の中の女性たちの本音の声を知っておくことが大切。パッと見の第一印象で清潔感を感じさせることも大事なので、皆さん、ご注意を! そして……。

色使いだけでなく、本当に生活感を保つこと。いくら、爽やかな色使いでも、臭かったらOUT !

ちなみにですが、僕はバッグの中に、ハンカチも持っているし、ハンドタオルも持つようにしているし、下記のようなボディシートも必ず持つようにしています。

なかでも、おすすめは、「Men’s Biore」のオレンジの香りのもの。
柑橘系の香りでイイ感じです! 汗かいてベトベトしてる〜なんていう時は、トイレにでも入って、シャツを一回脱いで、汗を拭き取ると良いと思いますよ!!! しかもコンビニや、ドラッグストアなんかで売っていると思いますので、見つけたら、まとめ買いを(笑)。

ということで、今回はこの辺で。

必要なのは、お金じゃなくて、
センスでもなくて、知識です!

書籍も、増刷が決まり売れ行きが好調です。
良かったら、読んでくださいませ。

世界のエリートなら誰でも知っている
「お洒落の本質」
〜スーツの着こなし術から、世界の一流品選びまで〜

ジャケット/ビームスF
Tシャツ/ギャップ
パンツ/インコテックス
腕時計/オーデマ・ピゲ
靴/トッズ
チーフ/ムンガイ
ベルト/エルメス

Photo:Kazuya Furaku
Text&Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba


干場編集長の様に装うなら、こんなアイテムがオススメ!

3Bジャケット 10万6000円'(税抜)/ラルディーニ

リネン・コットンという夏にピッタリな生地の「LARDINI (ラルディーニ)」のジャケットは、グレンプレイドのようなシャドーチェックに後染めを施し、シアサッカーのようなシジラ(表面のシワ感)を表現しているのがポイント。通気性に富み、ドライなタッチの生地感なので、極上の着心地を約束してくれます!

※こちらの商品はFORZA STYLE SHOPでお買い求めできます。購入はこちらから。

Tシャツ 1万6800円(税抜)/ルクシー

表地はコットン、肌に触れる内側はシルクのWフェイス生地で仕上げたLOOK SEAのクルーネックTシャツ。内側のシルクは肌触りが良く、夏涼しくて冬暖かい、いつでもサラッと快適で、肌をやさしく包んでくれます。軽量でもほど良く厚みを出し、風合いの良い逸品です。

購入はこちらから。

パンツ 2万1000円(税抜)/ベルウィッチ

イタリア・プーリア州のパンツ専業ブランド「BERWICH(ベルウィッチ)」から届いた、ノープリーツのスリムフィットタイプ。フィット感ある腰廻りとワタリから裾にかけてグッとテーパードしたシルエットが特徴で、とても美しいラインを描くテーパードモデルは、ストレッチ性が高く、ドライなタッチなので暑い時期に穿くにもピッタリです!

購入はこちらから。

ローファー 4万9000円(税抜)/フェランテ

シンプルながらもイントレチャートレザーを使用することでグッとエレガントに仕上がった、FERRANTE(フェランテ)のローファー。長すぎず丸すぎないバランスのほんのりロングノーズなフォルムが、足をスッキリ長く見せてくれます。

購入はこちらから。

チーフ 8500円(税抜)/カルロ リーバ

最高級シャツ生地メーカーとして名を馳せる「CARLO RIVA(カルロ リーバ」。繊細でいて、群を抜くしなやかさを誇る生地は、限られたシャツブランドとオーダーでのみ手に入れることができるという逸品です! 透けるほどの極上生地は、艶やかで、ポケットに挿せば上質さと上品さが際立ちます。

購入はこちらから。

エロサバ-Hoshipedia
「エロサバ」とは、“エロいコンサバ”の略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのにも関わらず、着こなし方次第でSEXYにエロく見えるスタイルのこと。例えば、一番象徴的なのは喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着て、メイクも抑制しているのに、なぜか色っぽく見えるスタイル。例えば、上質な素材の普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンを2~3個開けてセクシーに着こなしたり、袖口を捲って腕元を見せてヌケ感を出すスタイル。単なる粗悪な、しかもデザインが変わっている白いシャツでは駄目。上質な素材のベーシックな白いシャツだからこそ、エロく着こなしても、上品さを保つことが出来るのです。男性で例えるなら、自分の体型に合って仕立てられたミディアムグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに無地のグレーのネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのにも関わらず、内側から大人の色気が香るようなスタイル。要するに、さり気なく上品に見えるコンサバなアイテムを着つつも、エロく見えるスタイル。これが「エロサバ」スタイルの根幹でありキモ。


『FORZA STYLE』編集長

干場義雅
尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん。好きな人は、タモリさん、田村正和さん、高田純次さん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。好きなアニメの主人公は、ルパン三世、冴羽りょう、シャア・アズナブル。好きな映画は、『トーマス・クラウン・アフェア』、『アメリカンジゴロ』、『LIFE』、『少林寺木人拳』。好きなドラマは、『ニューヨーク恋物語』、『パパはニュースキャスター』。スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする現在43歳の小誌編集長。東京生まれ。



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