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BUSINESS 東京独身レポート

Vol.21 19年間女子校の反動で、エンタメ業界へ!

おじ様に囲まれる美女の【人事のお仕事】

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日高:まさか、ならなかったです(笑)。周りの方からはしょっちゅう疑われていましたし、愛人疑惑が浮上したこともよくありましたが、本当に何もなかったんですよ(笑)。

西内:年齢的に、ちょうど「ありそう」な歳の差ですもんね(笑)

愛人疑惑を否定! 愛人でなく大親友

日高:そうなんです。でもその方は、私にとって師匠であり、パートナーであり、大親友ですね。

西内:そんな厳しく人を選ぶプロデューサーが、日高さんのことは可愛がられていたというのは、もしかしたら日高さんが「女子校育ちの意味不明な距離感」で、ズケズケと彼の心の中に入って行けたからかもしれませんね(笑)。

日高:言われてみればそうかもしれません! そう思うと、女子校育ちに感謝ですね。

西内:ちなみに、日高さんって年上の男性にモテそうですし、おじ様好きっぽいですが、だいたい何歳差の方とお付き合いすることが多いんですか?

歳の差恋愛の経験も。年齢差は関係ない

日高:確かに年上の方が多いかもしれません。一番離れていたのは20歳くらい上の方かな。でも、年齢は全く関係ないと思っています。やっぱりいかに相手を尊敬できたり素敵だと思えるか、そしてその人の力になりたいと思えるかですね。

西内:ちなみに、これまでお付き合いされた人数は何人ですか?

日高:4人です。少ないんですかね...。

付き合った人数は、4人

西内:恋愛に興味があまりないんですか?

日高:興味がないわけじゃないんですけど、一人の時間を楽しむことも出来てしまいますし...必ずしも男性が必要だというわけではないんですよね。でも、寂しいと思うこともあるので、自分でもよく分からないです。こじらせているので(笑)。

西内:大丈夫ですよ、日高さん、お綺麗ですもん! なんだか女子校出身こじらせ女同士の傷の舐め合いみたいになってきてしまいました...。ちなみに、日高さんはどんな男性がお好きなんですか?

日高:私、実はフェチみたいなものがありまして...。

西内:フェチ!? 下ネタ禁止ですよ?

日高さんの「フェチ」とは!?

日高:下ネタじゃありませんよ! 私、「男性の弱音フェチ」なんですよ...(笑)。

西内:けっこう、変態ぽいですね。でも、分かります。イケてる年上男性の「おじさんでゴメンね」とか、たまりません。

強がりな男性の弱音に、キュン

日高:なんというか...普段は立場があったり周りの人に配慮していて強がりなのか、あまり本音を言わなかったり淡々としている方が、二人きりになった時にふと見せてくれる「弱音」にキュンとしてしまうんですよね。

西内:それって、一種の独占欲なんですかね?

日高:そうなんですかね。「私だけにポロッと話してくれたんだな」と感じると、心を開いてくれたことに嬉しくなります。そして、何かこの人の力になりたい! と思ってしまうんです。

西内:でも、普段強がっている男性の弱音を引き出すって、結構難しそうですよね。

どうやって男性の弱音を引き出す!?

日高:そうですね。まずは、相手のことを信頼しています! という気持ちを見せて、お互いの間にある壁を壊さないといけないのかもしれません。つまり、「弱音を吐いてくれた」ということは「壁を壊してくれた」ということでもあると思うので、なんだかお互いに信頼関係が築けた上で、本当の姿を見せてくれたような気がして、嬉しいんですよね。

西内:きっと日高さんは、母性本能の塊なんですね。

日高:......そうかもしれません。

西内:そんな日高さんは、お付き合いした人数が4人と少なめですが、これまでどうやって恋愛に発展してきたんですか?

月9ドラマ的・恋愛発展パターン

日高:だいたい、いつもパターンが決まってるんですよ(笑)。というのは、すごく素敵だな!と思う人が現れても、まさか自分を好きになってくれると思えないし、相手の気持ちがわからない...と悩むんです。そんなことをしているうちに、ふと周りの方から「◯◯くんが、『夏子(日高さん)のことを気に入っているみたいだけど、僕のことをどう思ってるのか分からない、何を考えているのか分からない』って悩んでたよ」と聞かされて...それで驚くのですが、相手の気持ちが発覚してからは急展開していく感じですね。

西内:なんですか、その月9ドラマみたいな話! 羨ましすぎる、ロマンティックで臭〜いシチュエーションじゃないですか。さすがエンタメ業界。

相手の好意に鈍感で、恋に気付きにくいんです(笑)。

日高:いえいえ(笑)。でも、自分の気持ちをうまく伝えることも出来ないし自信も持てないので、いつもすごく悩むんですよね。だからこそ、相手も同じ気持ちでいてくれたということが嬉しくて。もっとその人が好きになり、発展するパターンが多いですね。あとは「まさか私のことが恋愛対象に入っていたなんて...そんなこと、あり得るのかな?」と、疑いながらも展開していくことがあります。この場合は、時間がかかりますね。でも、その時に相手の気持ちに気付いていなかったのは自分だけみたいで、周りからは「何であんなにわかりやすいのに気付いてなかったの?」と笑われます。鈍感というか、ちょっと疑い深いのかもしれないです。でも、同じように尊敬出来たり素敵な方からそう思っていただけることは嬉しいですよね。

西内:そんなデキすぎたドラマみたいなお話があるんですね。わたしもその日高ワールドの物語の主人公になってみたいものです。

日高:ぜひ、「こじらせ女」同士、仕事に恋愛に楽しめると良いですよね。

西内:では日高さんの今の「人事のお仕事」の大変さ、やりがいについてお伺いできますでしょうか。

人事の仕事の大変さ、やりがい

日高:今は新卒採用を主に担当しているのですが、やはり会社のことを全て幅広く理解しなくてはいけないことが大変だなと思います。これまでは自分の担当する番組やジャンルの中でだけ仕事をしていましたが、今は会社全体のことを知らなくてはなりません。コンテンツや数字はもちろん、業界・社会や経済の中での今の弊社の立ち位置や評価なども把握する必要があるので。日本全体の経済動向や政治なども知らなければいけないので、毎日が勉強です

西内:エンタテインメント業界にいらっしゃりながら、とてもお堅いお仕事なんですね。

日高:そうですね。社会人として、とてもまともになったと思います(笑)。会社全体の社員と関わることが多くなり、様々な人の様々な価値観や意見を知ることが出来てすごく勉強になっていますね。ただ、それぞれの想いがあるので、それをどう活かすのか、外に伝えるのかを考えるのは、とても大変です。

西内:人事のお仕事を任せられるなんて、会社から絶大なる信頼を得ているということですよね。大変な人事というお仕事ですが、やりがいについてもお伺いしたいです。

人事でよかったな、と思う瞬間

日高:やりがいというか、人事で良かったなと思う瞬間は、自分の会社のことが好きになれることですね。また、人の心を動かすことが出来ることがやりがいです。講演会やセミナーなどに参加させて頂くことも多く、会社の代表として会社のプレゼンをすることはもちろん、意見を求められたりすることも多くあるんですが、採用面接の時に、「あの時の日高さんのお話を聞いて、WOWOWで働きたいと思いました」と、キラキラした瞳で言ってくれる学生に出逢うことも多く、そういう時に、「人事の仕事をしていて本当に良かったな」と思いますね。
 

...「こじらせ女対談」いかがでしたでしょうか。日高夏子さんは以前よりFORZA STYLEの東京独身レポートを読んでくださっていたとのこと。私の記事もたくさん読んでくださり、インタビューしているのか、されているのか、分からない状態になってしまいました(笑)。エンタテインメント業界という派手な世界に身をおきながらも、結婚願望が強く、奉仕精神の塊である日高夏子さん。「人のお役に立ちたい」...、こんな大和撫子みたいな女性が、現代の日本、しかも東京にいらっしゃっただなんて、なんだか感動してしまいました。「こじらせ女」であることを除いては、完璧な淑女と言えるのではないでしょうか。いえ、「こじらせ女」であるからこそ、完璧な淑女なのかもしれません。日高夏子さんの今後の活躍からも、目が話せません。

Text:Yuko Nishiuchi

Photo:Tatsuya Hamamura

【編集者・ライター:西内悠子(りむちゅん)】
1988年兵庫県出身、同志社大学文学部哲学科卒。新卒でavexに入社し3年間OL。その後、フリーランスとなる。「貧乳女子大生の就活日記〜オッパイはつかめないけど人事の心はつかむゾ♪」がアメブロ大学生ランキング1位を獲得。

ブログ・こじらせ悠子のこじらせ日記  twitter  Instagram

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