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BUSINESS 東京独身レポート

Vol.16 元ホステス美女は六本木大人の盛り場・ヤリ手オーナー。
恋愛観と男と女のアレコレ。

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杏奈:もちろんお給料は良いですけど、その分お客様にプレゼントをしたり綺麗なドレスを着たりするので、堅実にOLをして貯金をしている人の方がお金は貯まるんだろうなと思います。それに、いくら稼げてもメンタルが弱いと辛いですから。私はメンタルが強いので休日も楽しく過ごしていましたが、水商売の女の子は、休日は部屋の中でうずくまって、虫みたいになっている子も多いです(笑)。それで病んでしまう子も多いので、必ずしも稼げて割の良い仕事ではないと思いますね。

ホステス時代の面倒なお客様への対処法

西内:面倒なお客様とかがいると、気が滅入りそうですしね。

杏奈:でも私の場合は面倒な人はすぐに切っていました。でも、そのストレスと金銭のバランスを見て、それに見合うならば我慢することもありました。

西内:その頃から、経営者目線で物事を考えられていたんですね。

杏奈:そうですね。ホステスって個人事業主なので、そういう計算ができる子が成功するんです。やっぱり頭が良い人が成功しますね。あとは、「目先のお金に流されてしまうのか、長期的な利益を考えて行動できるのか」というのも重要な要素です。前者のような、目先の現金に心がなびいてしまうような人はなかなか成功できないですが、華やかな世界の子は、目先の現金に飛びついてしまう人がほとんどなんですよね。

目先の現金に飛びつくべからず

西内:私も目先の現金、大好きです! けれど、長期的に物事を考えられる知性を持たなければならないということですよね。

杏奈:そうですね。たとえば、これは親しい友人に言われて納得したのですが、今1000万円を一瞬で稼げる能力があるか、100万円を10年稼ぎ続けられる能力があるかだと、後者の方が良かったりすることもあるじゃないですか。

西内:勉強になります。だからこその、BAN×KARAの成功があると思うのですが、今BAN×KARAはフランチャイズ展開もされていますよね。

杏奈:はい。フランチャイズに関しては、BAN×KARAのシステムをより多くの人に知ってもらうためにやっていることなので、ほとんど利益はとっていないんですよね。やはり、このシステムをより多くの人に広めて、みんなが楽しんでくれる環境を提供したいんです。私にとってのストレス発散って、人が楽しんでいるところを見ることなんですよ。ストレス発散をしながら人を楽しませることができるなんて、こんなに良い仕事はないなと思っています。

西内:それに、BAN×KARAに来た人も、生バンドでカラオケができてストレス発散になりますもんね。

杏奈:そうですね。それに、地方からわざわざ来てくださる方がいらっしゃったり、「歌わないけど、みんなが笑顔だから」と癒されに一杯だけ飲みにきてくださる方がいらっしゃったり、本当に嬉しいですね。女の子だけでも遊びにきてくれたりするのも、嬉しいなと思います。そういうお店でありたいので、変な客が来たら、私が喧嘩して、帰ってもらえいます(笑)。

西内:なんて安全なお店! いくらお金をつかってくれるお客さんでも、変なお客はお断りですか?

荒っぽい飲み方のお客様は...

杏奈:そうですね。六本木って、お金を使うから良しとするお店がすごく多いんですよ。たとえば、酔ったら荒っぽい飲み方をする客様とかでも、お金持ちだと許したりするお店が多いんですね。でも、私はそういうお客様はいくらお金をつかってくれる人だとしてもお断りしています。そういう人に限って「シャンパンいれてやったんだから」と偉そうにしたりするんですけど、「シャンパン入れてくれたからと言って、何しても良いわけじゃないからね!  あっちの席もシャンパン入れてるけど綺麗に飲んでるでしょ?」と、お説教します(笑)。

西内:格好良すぎます(笑)。お金を使うからといって良いお客様とも限らないんですね。

ホステスに人気が出る男性とは!?

杏奈:そうですね。ホステス時代もそうでしたが、もちろんホステスはお金をつかってくれるお客さんは大好きですが、ホステスも人間なので、結局「楽しい人の席で飲みたい」んです。なので、お金を使わないお客様でもすごく楽しい人であれば、ホステスからは人気がでます。ホステスも人気商売ですが、そこにいくお客様もまた、ホステスから人気があればあるほど楽しく飲むことができるんです。

西内:ちなみにプライベートでは、どんな飲み方をする人が魅力的だと思いますか?

杏奈:飲み方というより、さりげなくお店への気遣いができる人が素敵だなと思いますね。

西内:では、男女を知り尽くした杏奈さんに、女が奢られる時の「財布を見せるか見せないのか問題」があると思うのですが(笑)。それについてご意見を頂戴したく思います。

男女の「財布見せる見せない問題」

杏奈:私は口説かれても良い相手なら見せないですね。相手に格好つけさせてあげるのも女性として必要なことだと思いますし、お金を出す気もないのに白々しい演技をしたくないので(笑)。逆に、口説かれたくない相手であれば、私もお金を払います。

西内:手切れ金、ですか?

杏奈:手切れ金というか...、「対等な関係ですからね」というアピールですかね。でも、よく女子がいっている「3000円だけもらってもいい?」というようなことは、男性から言われたことがないですね。

西内:いや、怖くて言え無いでしょ...。

杏奈:そうなんですかね(笑)。とにかく、財布を見せるそぶりをするような女じゃなきゃダメというような、それを美徳と思っているような男は、せいぜいそれを美徳と思っている女とくっついておけば良いと思います。私とは違う世界の人たちですね(笑)。

西内:では、続きまして「タクシー代問題」についてもお伺いしたいです。よく、港区にはタクシー代で稼いでる女子がいるじゃないですか? お金持ちの飲み会を3件くらい渡り歩いて1万円ずつもらい、1日3万円稼ぎ、始発で帰るという(笑)。でも、タクシー代ってたまにくれる人がいますけど、あれってそのまま貰ってしまっても良いんですか?

ダクシー代で稼ぐ女たち!?

杏奈:タク代飲み、ありますね(笑)。でも、...

⇒タクシー代1万円!貰っていいの?
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