佐野:そうなんです。でもその前の彼女とは4年付き合いました。半同棲していて結婚しそうだったんですけど、僕のオイタが原因で別れてしまいました...。
川崎:オイタ、ですか...。ちなみに、2ヶ月で別れた彼女との破局の原因は?
佐野:当時僕は33歳、彼女は31歳だったので、結婚を意識して真剣に僕が告白して付き合うことになったんです。もともと飲み仲間だから、彼女のことをよく知っているつもりになっていて、「サバサバした良い子だな」と思っていたんです。でも、いざ付き合ってみると、サバサバどころか、全く逆の甘えたニャンニャン系...。僕、サバサバした女性が好きなので、先が想像できなくて、「こりゃ、さっさと別れた方がいい!」と思い、2ヶ月でサヨナラしました。
川崎:たしかに、先が想像できないとわかった時点でお別れしたのは、お相手の為にも英断だったかもしれませんね。ちなみに、その後も出会いはないんですか? お仕事柄、いろんな女性と出会いそうだけど。
佐野:なくはないですけど、好きにならないと付き合いたくないんですよ。でも、ほとんど人を好きになることなんてないんです。
川崎:じゃあ、佐野さんはどんな女性が好きなんですか?
佐野:サバサバしていて、ご飯をよく食べて、お酒をよく飲んで、好奇心が強い人が好きです。あとは、人生や仕事に一生懸命な子が好きですね。
川崎:専業主婦希望者は無理?
佐野:いえ、専業主婦になりたいのなら、なってもらっても全然僕はOKです。自分の人生に前向きな子であれば良いんですよね。
川崎:ちなみに、お子さんは欲しいと思いますか?
佐野:そうですね...。僕が欲しいというより、両親を安心させたいから欲しいという気持ちが強いです。結婚に関しても、実はそうなんですよね。自分がしたいというより、両親を安心させてあげたいんです。あとはまあ、友人のfacebookの写真を見ていると、休日に子供と戯れていたりして幸せそうでいいなぁとも思います。
川崎:う〜ん、両親、友人のfacebook...結婚する動機としては弱いかもしれないですね。それらの動機だけで、佐野さんのような積極的に恋愛をしない人が結婚をするというのは非常に難しいことだと思いますよ。
佐野:そうですよね...。
川崎:もうこの際、自己暗示かけちゃったらどうかしら!?
佐野:自己暗示、ですか!?
川崎:そう、だって、1人で困ってもいない、両親を喜ばせたいから結婚したい、でも1人でいるデメリットといえば、休日にfacebookを見て寂しくなる程度...だなんて、自己暗示でもかけないと結婚しようと思わないと思うんですよね。動機が他人軸だけで覚悟決まります?
佐野:たしかに、1人でいるデメリットといえば、facebookを見たときに「ちょっと寂しい」ってことくらいかもしれません。
川崎:その寂しくなる瞬間って、どれくらいの頻度でおとずれるんですか?
佐野:仕事も忙しいので...年に数回ですね。
川崎:少な! じゃあ、先輩やお友達の「結婚してよかった」というお話を聞いて、結婚に対するモチベーションを上げるというのはどうかしら?
佐野:それが、結婚の悪い話しか聞いた事がなくて(笑)。
川崎:佐野さん......結婚、やめたらどうかしら?
佐野:え。
川崎:だって、...