知識あってこそ、より良い支援ができるということ。
2016年4月14日発生した熊本地震を受け、福岡出身の浜崎あゆみさんがSNSにて救援物資を募り、それらの救援物資は毎日被災地へ届けられている。
浜崎あゆみさんは地震発生当初より自身のツイッター、インスタグラム等のSNSにて呼びかけを続け、そのツイートは毎回、1000〜2000近くシェアされるなど、浜崎あゆみさんの影響力と九州への想いの大きさが、被災地の方々の救いとなっている。
【緊急を要するお願いです!是非ご一読下さいませ!】https://t.co/AfrRSnpiG9
— ayumi hamasaki (@ayu_19980408) 2016年4月20日
そんな浜崎あゆみさんがシェアする情報は、六本木一丁目クリニック(旧エイベックス・クリニック)や、福岡・北海道にてクリニックを経営する吉田信一氏のもの。
吉田信一氏は各地の医院(以下に記載)にて救援物資を募集し、仕分け、被災地に自ら届ける活動を行う他、昨日付で「救援物資のマッチングサイト」を開設。随時変化する「足りているもの、足りていないもの」の情報を簡単に情報収集し、より円滑に被災地支援ができる環境を整えた。

また、現在吉田信一氏のfacebookでは、「現在、避難所では水、オムツ、生理用品、非常食は足りてやや余ってきています。これも皆さんのご支援のおかげです。ありがとうございます」とし、現在不足しているものを下記の通り記載している。
【今不足しているもの 4.22】
雑巾、壁や床•キッチン•トイレ用洗剤、ホウキ、クイックルワイパーのような掃除道具、避難所での料理で使う調味料(塩、こしょう、醤油、コンソメなどの おダシなど)、調理器具、マキ、火口•プロパンガス(マキで炊いているところがまだ多いので調理が大変です)、新品の肌着類(大人用•子供用•赤ちゃん 用)、医療品。

仕分けの現場は想像以上に混乱している。そこで、今回実際に仕分けの現場に行き、現場での作業を通して分かったことを記載する。より有効な支援を行うべく、参考にしていいただけると幸いである。
実際に仕分け作業をして分かったこと3つ
1.何より助かるのが、「大きなダンボール」に、「まったく同じ種類のもの(例:雑巾のみ)」が入っていることだ。そうすれば、クリニックでの仕分け作業を経ることなく、最短で被災地に物資を届けることができる。
2.もちろん、ダンボールではなくとも、少しの量でも支援になる。「自分には少ししか支援できないし」などと思わず、ぜひ少しの物資でもクリニックに持ち込んで欲しい。
3.また、【持ち込み】は、六本木一丁目クリニック、札幌 a-clinic、福岡ももち浜クリニック(百道浜)で受け付けているが、【郵送】の場合は全て、福岡のももち浜クリニック(百道浜)にお送りいただきたいとのこと。(二重の送料、手間などの理由により。)
また、六本木一丁目クリニックと、福岡ももち浜クリニック(百道浜)では仕分けボランティアの募集をしているとのこと。少しでも被災地に物資を届けるべく、ボランティアにご協力いただける方は、是非各医院へお問い合わせを。

自分一人にできることは小さな支援でも、それが積み重なり大きな力となる。SNSで芸能人の善意に文句を付けている暇はない。自分が持つ少しの時間、少しの優しさで、被災地の方々を勇気づける行動を起こしてみてはどうだろうか。
Text:Yuko Nishiuchi
Photo:getty images,facebook
【郵送】支援物資・受け付け医院
福岡・ももち浜クリニック(百道浜)
【お持ち込み】支援物資・受け付け医院
※郵送は福岡・ももち浜クリニック(百道浜)のみ受け付け
東京
六本木一丁目クリニック(六本木)
※仕分けボランティア募集
福岡
ももち浜クリニック(百道浜)
※仕分けボランティア募集
リラックスボディ優癒(百道浜)
ヨガラウンジ福岡(薬院)
Lily(薬院)
北海道
札幌 a-clinic (札幌)

1988年兵庫県出身、同志社大学文学部哲学科卒。新卒でavexに入社し3年間OL。その後、フリーランスとなる。「貧乳女子大生の就活日記〜オッパイはつかめないけど人事の心はつかむゾ♪」がアメブロ大学生ランキング1位を獲得。