エントリーモデルは賢者の選択か？
皆さんも御存知のように、どのモデルにも一番お高い最上級グレードと一番お安いエントリーグレードが有ります。
例えばメルセデス・ベンツ。コンパクトクラスを除いたセダンで比較すると、Cクラス427万円～707万円、Eクラス687万円～1175万円、Sクラス998万円～2295万円となります（AMGを除く2016年3月末日現在の税込車両本体価格）。
Cクラス室内▲拡大画像表示
すでにお目当てのモデルが決まっていれば悩まずに済みますが、この3クラスで単純比較しても価格的に重複する部分があります。選ぶグレードによってはひとつ上のモデルが狙えるのです。
一番悩ましいのはCとSに挟まれたEクラスです（間もなく新型が登場します。記事最下部より動画でお楽しみください）。
Eクラス室内▲拡大画像表示
ついオプションで装備を充実させたり、また高出力エンジンを選べば、同ブランドのフラッグシップモデルであるSクラス(トップ画像)に手が届いてしまいます。
現在のクルマは嗜好品としての側面もありますので比較するのもどうかと思いますが、一度上級モデルの魅力を味わってしまうと……。当然ですが価格を反映したクルマ造りが行えますので、インテリアなどはビギナーでもその差を感じことができるはず。それは禁断の果実かもしれませんよ。
Text：Seiichi Norishige
価格：文中参照
【問い合せ】
メルセデス・ベンツ日本
0120-190-610
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