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第16回 京都のお宿は「お茶づくし」で「おもてなし」

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『和』の伝統文化を体験できるお宿 「京都 茶の宿 七十七 二条邸」

日本で、外国人が一番行きたがる場所と言えば、「京都」ですよね。なぜ彼らがこの地を選ぶのか? それは、「『これぞ日本』という歴史ある風景が京都にはあるから」「『和風の旅館』で過ごす日本の生活体験が忘れ得ぬ思い出になるから」。そう語る方が多いそうです。

そこで今回は、そんな外国人に人気の土地「京都」のお宿をご紹介します。

こちら、「京都 茶の宿 七十七(なずな) 二条邸」の注目すべきは、徹底的な「お茶」へのこだわり。京都と言えば、茶道。茶道体験をはじめ、茶香炉やお茶風呂と、こちらのお宿では随所に「お茶」を感じていただけるのです。

日本人でも忘れかけていた日本人らしさを、こちらのお宿でホッと一息つきながら思い出したいものですね。改めて「お茶」を、「京都」という町を、少し客観的に見つめ直してみる機会になりそうです。

またこちらのお宿は、京都の喧騒から少し離れた場所に位置しています。そこは、世界文化遺産の二条城のほとりという絶好のロケーション。その外観は、日本の伝統を伝える木造建築で作られ、まさに京都の町屋という出で立ちです。

また、その外観とは対照的に現代のスタイルが上手に取り入れられた館内は、居心地の良さを追求したこだわりを随所に感じさせてくれます。

宿泊するお部屋は「玉露・玄米茶・抹茶・焙じ茶」という名前がつけられており、まさにお茶づくし。チェックンインの際には、お部屋で抹茶を点てていただけるんですよ。これぞまさに、「おもてなし」ですよね。いかに「お茶」にこだわっているかが伝わってきます。そして、間取りは広々としていて、なんとも贅沢な空間です。

「玉露」は4部屋の中でも、昔ながらの雰囲気を一番残しているお部屋で和の風情を最も楽しむことができる空間です。

「玄米茶」は和の雰囲気を残しつつ洋のイメージを融合させたスタイリッシュな雰囲気。「抹茶」は縁側から庭を楽しむ事ができ、簾を吊るした寝室がムード満点。「焙じ茶」は完全プライベートなお庭を楽しめ、当宿唯一のメゾネットタイプのお部屋です。

それぞれ違うタイプの4つのお部屋ですが、その4つのお部屋に共通している事は、全室客室露天風呂付きスイートであるということ。

しかも、美白・美肌の効果も期待できるという七十七(なずな)オリジナルの茶葉が浮かべられているというのです。また、寝具類が全米№1ブランドのシモンズ製マットレス伏見の老舗寝具店の布団を使用していることも魅力の一つです。

それぞれの部屋の持つ「味と個性」があなたの心と身体を癒してくれます。もちろん、七十七(なずな)のこだわりはお部屋だけではありません。お腹を満たし、朝から幸せな気持ちにしてくれる朝食にもこだわり満載です。


囲炉裏の炭火を使って調理されるお料理は、京都ならではの四季折々の食材を厳選し、素材の風味を生かした味付けに豊かな彩を添えて運ばれてきます。素朴な旨みと香ばしい香りが、あなたの味覚と臭覚を楽しませてくれますよ。お米にも徹底的にこだわり、厳選された品種の炊き立てごはんがお腹を喜ばせ、朝からゆったりとした時間を過ごすことが出来るのです。

また、あえてアンティーク調の家具が配置されているんです。各部屋違った家具が置かれているので、それぞれの部屋の個性を家具からも感じることができますよ。また、宿泊中に実際に触れてみて、お気に入りのものと出会えたならば、なんとその家具を購入することが可能なのです。旅中の、「こんな家具がお部屋にあったらいいな」を叶えてくれるだなんて、嬉しい限りですよね。

私達日本人の最上の「おもてなし」は、「美味しいお茶を入れる」、「美味しいご飯を炊く」など、日常の生活の中にあるシンプルな一コマを心込めて行うことなのかもしれないと気づかせてくれる「京都 茶の宿 七十七 二条邸」。心が深く豊かに満ちていくおもてなしを、最上級の時間を、ぜひ一度体験しにいらしてみてはいかがでしょう。


Text : Akiko Uehara

【京都 茶の宿 七十七 二条邸】
〒604-0066
京都府京都市中京区薬屋町580番地
TEL 075-253-6877
宿泊料金:
平日1泊1名22000円~(朝食つき)
休日1泊1名26000円~(朝食つき)
アクセス:
・地下鉄東西線「二条城前駅」2番出口より徒歩5分
・地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から徒歩13分
・JR「京都駅」、京阪「三条駅」から車で15分
・大阪伊丹空港から車で60分
http://www.nijo-nazuna.jp/

【ライター:上原亜希子】 神奈川県出身。学生時代にアメリカ留学後、大手電機メーカーに就職。その後外資系コンサルティングファーム勤務を経てパリへ3年間の留学。結婚を機にパリからアメリカへ拠点を移し、フランス・アメリカそれぞれの国の美味しい食べ物、美しい女性・男性を見て国際感覚を養う(笑)。 帰国後にフリーライターとして活動開始。趣味はテニスとお喋り。話しながら喜怒哀楽に大忙し。


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