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東京プリン【伊藤ようすけ】プリンを脱ぐ!?
バブル駆け抜けた男が日本の未来を考える

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伊藤:いえ、歌詞は僕が書いていました。サラリーマンのことなので、歌詞というより自分の経験をかいた作文に近かったですね。僕は自分のことを作詞家だとは思っていません。秋元康さんには「着眼点は良いけど、深みがない。例えば同じお葬式のシーンを描くとしても、君は亡くなった人の妻が泣いていることを歌詞にするだろう? 僕なら、何もわからない子供が庭ではしゃいでいるということを歌詞にする」と言われました。さすが、作詞と作文には大きな差があるのだと感じた瞬間でしたね。

西内:深いです...。ちなみに、伊藤さんといえば森永製菓「ハイチュウ」のCMに浜崎あゆみさんと共演されていたこともありますよね?

伊藤:あれは、アーティストとしてではなく社員として出演したんです。というのも、山一証券に勤めていた頃に「シャインズ」として森永製菓のCMに出ていたのですが、その頃にちょうどバブルがはじけて。そこで、山一証券の「芸能活動OK」な方針が一変、「芸能活動NG」になったんです。そこで僕は会社を辞めることにして、またもや秋元康さんに相談にいきました。すると、秋元康さんが「金融よりモノづくりに向いているはずだ」と、森永製菓の宣伝担当にするよう森永製菓にお願いしてくれていたんですよね。そこで、森永製菓宣伝部員としての人生が始まりました。

西内:秋元康さんに就職や転職活動の面倒を見てもらえるなんて、シャインズのお二人、恐ろしいです。

伊藤:そうですよね(笑)。そこで宣伝部員として仕事をしていた時、ハイチュウのCMに浜崎あゆみさんに出演していただきたいということになったんです。ですが、何回企画を出しても通らない。そこで、その時の博報堂の担当者が「じゃあ、『企画が通らない』 っていう企画で行こう!」と訳の分からないことを言い出したんですよ(笑)。そこで、「これが最後だ」と、浜崎あゆみさんに「企画が通らないという企画」を提出したら、浜崎あゆみさんが「このCMなら面白いから出演したい」と言ってくださったんです。

西内:すごい! でも、だからといってなぜ、社員の伊藤さんが浜崎あゆみさんとCM共演されたんですか?

伊藤:それが浜崎あゆみさんから提示された出演条件でした。「伊藤ようすけが、企画を何回も提案してくる宣伝担当として出演するなら、リアルで面白いから出たい」と。そこで、僕が出演することになったんです(笑)。

西内:あのCMは、そういうことだったんですね! 浜崎あゆみさんのハイチュウのCM、プチモンブランのCMは今でも鮮明に記憶に残っています。また、当時森永製菓元社長のご令嬢であり、安倍晋三総理大臣の奥様である安倍昭恵さんとラジオをされていたこともあるんですよね。

伊藤:そうなんです。かつて地元下関のコミュニティFM局「COME ON! FM」で、安倍昭恵さんは「アッキー」としてラジオDJをされていました。

西内:その頃から政治に関心があったのですか?

伊藤:いえ、その頃はいっさい政治は関係なく、森永製菓社員でもある僕と、昭恵さんとで「何か面白いことをしよう」という、それだけでしたね。

西内:アッキーさん、いえ、安倍昭恵さんとのお写真はSNSでよく拝見していたのですが、まさかそれほどまでに深いお付き合いだとは知りませんでした。また、其の頃から「東京プリン」としての活動も始められていますよね? なぜまた、タレント活動をされようと思ったのでしょう?

伊藤:34歳まではずっと森永製菓の宣伝担当としてCMを作っていたのですが、やはりもう一度「表」でも勝負してみたい、という気持ちがみなぎってきたんです。そこで、avexの松浦勝人社長に「デビューさせてください」とお願いしました。

西内:松浦社長とは、なぜ知り合われたんですか?

 

⇒avex松浦社長との不思議な出会いとは!?
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