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BUSINESS 東京独身レポート

Vol.8 サイバーエージェントで大抜擢され社長に!
27歳若きエース、仕事とスーツへのこだわり

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中田:そうですね、初めて持たせて頂いた部下の方が40歳でした。

西内:2年目にして部下を持つだけでも凄いのに、40歳の方が部下になるなんて...やりにくくないですか? 気を使ってしまったり、生意気と思われてしまったり。

中田:やりにくかったことは、全くないですね(笑)。年齢関係なく言いたいことは言います。気を使って良いことなんて何もないですから。

西内:それは中田社長のキャラだからできるのですか? それとも言いやすい社風なんですか?

中田:社風が大きいですね。うちは、あまり人を「生意気」だと思ったりする文化がないんです。実力がある人のことは年下だろうと認める社風なので、上に立つことをストレスに感じたことは一度もないです。

西内:社風も素敵ですし、中田社長は天性の社長気質なんですね。

中田:いえ、最初は部下のマネジメントも分からないことだらけで苦労しました。

西内:マネジメントにおける失敗と、それに対する解決策ってどのようなものなのでしょうか?

中田:若手がマネージャーに抜擢されて最初にマネジメントで失敗する原因は大抵、「信頼関係のない状況で指示をすること」だと思うんです。信頼関係もない上司にいくら何を言われても腹が立つだけじゃないですか。やはり僕も、信頼関係がないのにエラそうに指示を出してしまった時は、うまくいきませんでした。当然の事ですが、「エゴ」だけで人に指示をしていてはマネジメントはできないんですよね。

西内:勉強になります。ちなみに、信頼関係を築くにはどうしたらいいんでしょうか?

中田:シンプルに言うと「相手に興味を持つこと」に尽きると思います。部下がなにを目標に生きているのか、なぜ今の仕事を選んだのか、将来どうなりたいのか、どういう風に仕事をしていきたいのかなど、とにかく相手を知るための会話をすることが大切だと思います。

西内:中田社長って人と信頼関係を築くのが上手そうですよね。なんていうか、裏表がなさそうなので信用できるというか。

中田:上手いかどうかは分かりませんが、確かに裏表は全くないですね(笑)。思ったことはきちんと言う、裏でコソコソ言うこともないので。あとは、相手が目上であっても目下であっても、誰に対しても同じ態度で接するようにしています。

西内:そんな大活躍、将来有望な中田社長はモテてモテてしかたないと思うのですが...。今特定の彼女様はいらっしゃるのですか?

中田:はい、います。

西内:残念!! 今、読者の女性が落胆した姿が目に浮かびました。

中田:いえいえ、その彼女とはもう合計で5年くらい一緒にいるんですよ(笑)。

西内:合計で5年!? それはどういうことですか?

中田:高校の頃3年間お付き合いしていた女性なんですが、2年前に偶然再会して付き合いはじめたんですよね。

西内:なんか......いい話じゃないですか。

中田:いやいや、色々あったんです(笑)。実はその女性は大阪に住んでいるので遠距離恋愛なんですよね。

西内:どれだけ愛し合ってるんですか。

中田:(笑)。もちろん、付き合いたての「ドキドキ感」は高校生の頃以来ないんですけど、彼女もすごく仕事を頑張ってる人なんで、すごく刺激をもらえて楽しいんですよね。

西内:ちなみに、彼女様のお仕事は?

中田:医療関係です。

西内:なんかもう、完璧ですね。やっぱり結婚するんですか?

中田:いえ、特に彼女から結婚を催促されることもないので、具体的には考えてないんです。もちろん子供が欲しいという思いもあるので、いずれ結婚するかなという思いはあるのですが、「いつまでに結婚するぞ」というような計画は全くないです。

西内:高校生の頃から付き合っていて合計で5年間も一緒にいらっしゃるって...連絡とかはどれくらいの頻度でとるんですか?

中田:土日しかメールやラインはしないですね(笑)。遠距離なのにほとんど連絡はとらないんですよ。

西内:それなのにお付き合いが続くって、よほどの信頼関係があるということですよね。そんな中田社長にお伺いします、「付き合う」って何ですか!?

中田:難しい事聞きますね(笑)。う~ん、人それぞれだとは思いますが、自分が弱ったときに誰と一緒にいたいかを考えた時に一番に連想する相手が「彼女」なんじゃないかと僕は思っています。また、相手が弱った時に助けてあげたいと思える人が僕にとっての「彼女」であり、それが付き合うということなのかなと。僕にとってのそういう相手が、今の彼女なので。

西内:なんだか良い話を聞いてしまいました。中田社長って、魂がアツくて素敵ですよね。もしかして、元ヤンですか?

中田:ヤンキーだったことはないです。

西内:失礼しました。高校生からの彼女を大切にして、常に熱い想いをもって仕事に人生に邁進しているそのマインドに、ヤンキーっぽい熱さを感じまして。

中田:いえいえ、基本的に優等生でしたよ。やんちゃだった時期はないです。

西内:今が一番やんちゃということですか?

中田:いえ、今もやんちゃではないですね。仕事が楽しくて頑張っているだけです(笑)。

西内:学生時代から、仕事を頑張りたいと思っていらっしゃったんですか?

中田:そうですね、一番仕事に対する考え方が変わったのは、大学生の頃に参加したサイバーエージェントのインターンシップでした。元々は安定した大手企業に就職するつもりでいたんですが、インターシップをキッカケにベンチャーっぽさのあるサイバーエージェントで自分の力を試してみたいと考えるようになったんです。あのインターンシップが人生の起爆剤になりましたね。

西内:そうなんですね。私もあのインターンシップには人生を変えられました。アメブロをはじめたのもインターンシップがキッカケで今の仕事に繋がっていますし。本当に勉強になりましたよね。

中田:そうですよね。あれは人生が変わるインターンシップでした。僕の人生の転機を聞かれたら、サイバーエージェントのインターンシップだと答えますね。

西内:インターンシップがあったからこそ、動画の未来を担う株式会社サイバーブルがあるということですよね! ちなみに、中田社長はスーツもめちゃくちゃお洒落ですが、こだわりはありますか?

中田:それが...めちゃくちゃあるんですよ(笑)。話し出すと止まらなくなりますけど、いいんですか?

⇒中田社長の特注スーツへのこだわりとは!?
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