日本一に輝いたヘアカラーのプロ 「私は年上の男性が好き、彼は熟女が好きなんです」
「絶対、オッサンの愛人やってるでしょ」。
世の中には、心ない言葉を女性に浴びせる人がいる。塩崎江梨さん、30歳。彼女は、そんな心ない言葉を常に浴びせられている、被害者だ。
「いつも愛人っぽいって言われるんだよね」「オッサンが好きそうって言われるし...」「でも、実際におじ様が好きなんだけどね!!」そう笑顔で語る塩崎江梨さん。しかしこの女性、ただの「オッサン好き」ではない。
2009年度、代々木第一体育館で行われた日本ヘアカラー協会主催の大会で「日本一のヘアカラーリスト」に輝いた、天才カラーリストなのだ。
現在は若干30歳にして代官山から徒歩1分の人気ヘアサロン、「Ladiance&co」を経営。そんなやり手経営者であり、天才カラーリストである「おじ様フェチ」の塩崎江梨さんに、お仕事のこと、おじ様フェチ、熟女フェチの彼のことを伺います。
塩崎江梨さんのスペックはコチラ!
年齢:30歳
出身地:大分県
職業:ヘア・カラーリスト
勤務先:代官山「Ladiance&co」
好きなブランド:TOMORROWLAND
好きな男性のタイプ:包容力のある、おじ様♡
彼氏:あり(彼はなぜか熟女好き)
結婚歴:なし
結婚願望:あり
西内:江梨さん、本日はよろしくお願いいたします。私お金がなくて、カラーに行けてなくてごめんなさい。本当は江梨さんに美しくカラーリングしていただきたいのですが。
江梨:いえいえ、大丈夫ですよ(笑)。こちらこそ、よろしくお願いいたします。
西内:突然ですが、江梨さんて、「愛人顔」ですよね。
江梨:失礼な! でもそれ、本当によく言われるんです。でも、西内さんも愛人顔だと思いますけどね。
西内:失礼な! でもそれ、私もよく言われます。今日はそんな愛人顔でありながら天才カラーリストの江梨さんの恋愛観とお仕事観に迫りたいと思います。江梨さんは。愛人顔と言われているからには実際に「おじ様」がお好きなんですか?
江梨:そうですね、基本的に年上の男性が好きです。ツルッとしているより、シワッとしている方が好きですね(笑)。
西内:分かります。笑い皺、最高ですよね。笑い皺が深いほど、その人の人生にも深みを感じるというか。
江梨:そうなんですよ。人生経験が豊富な年輪を重ねたおじ様がついつい魅力的に見えてしまうんですよね。
西内:では、ツルッとした美少年やイケメンはあまりお好きじゃないんですか?
江梨:全然イケメンには興味がないです(笑)。体型も引き締まっているより不完全な方が魅力を感じるんですね。重力に逆らえない感じも素敵だなと。
西内:でた、生粋のオヤジ好き。
江梨:そうなんです。おじ様からすれば私なんて「小娘」な訳で、そんな小娘に甘えてくれるギャップに萌えてしまうんです。
西内:実際に、これまで年上の方とお付き合いすることが多かったんですか?
江梨:そうですね、22歳の時に42歳の方とお付き合いしていました。
西内:20歳の歳の差、まさに歳の差カップルですね。では、今お付き合いされている方も年上のおじ様なんですか?
江梨:それが...今の彼は、2歳年上なんです。
西内:は?
江梨:すみません、今回は例外で。
西内:今、全国の淡い期待を抱いていたおじ様を敵に回したと思いますよ。結局、結婚適齢期になったら若者に行くんかい! と。
江梨:いえいえ、そんなつもりはないです。ただ、今の彼は中身がすごく落ち着いていて、まるで「おじ様」なんですよね。私の一番の理解者でいてくれて、包容力があり、私のことを上手に扱ってくれるんです。本当に、こんなに年の近い方に惹かれたのは初めてかもしれません。
西内:まさかイケメンとか言うじゃないでしょうね?
江梨:いえ、イケメンじゃないです(笑)。でもその彼、生粋の「熟女好き」なんですよ。
西内:どういう意味ですか? 江梨さんはまだ30歳、熟女好きの彼のターゲットからはズレているように思うのですが。
江梨:そうなんです。彼にとっても私は「例外」みたいなんですよね。彼も私も、これまですごく年上の異性とばかりお付き合いしてきたんです。ですが、どういう訳かタイミングが合い、熟女好きの彼と、おじ様好きの私が付き合うことになったんですが、これが最高なんですよ。
西内:どのように最高なんですか?
江梨:だって彼、私がオバサンになるのを楽しみにしてくれるんですよ...。「はやくオバサンにならないかな」「オバサンになったら、絶対良い感じになるよ」と言ってくれるんです。これまでは、女は若い方が良いと思って年を重ねるのが嫌だったんですが、彼に出会ってから年を重ねることをポジティブに考えられるようになったんです。
西内:それは...最高ですね。若い子好きのオヤジと付き合うよりずっと良いじゃないですか。若い子好きのオヤジなんて、所詮私たちがオバサンになったら、20代前半のお尻を追いかけるに決まってますもんね。最高です、熟女好き。
江梨:そうなんですよ。「熟女好きの男」、本当にオススメです!
西内:オススメされても...。
江梨:どうしてですか?
西内:だって、熟女好きの男性が私のことを好きになってくれる確率って低いじゃないですか? 私、まだ27歳なので、熟女というには若すぎる気がします。ロリコンにもモテない、熟女好きにもモテない、中途半端極まりない年齢ですね。ですので、30歳でまだまだ熟女でない江梨さんが熟女好きの素敵な彼を射止めたのは奇跡ですよ。心よりお祝い申し上げます。
江梨:確かにそうですね。奇跡かもしれません。彼は「賢くセクシーで綺麗に年を重ねているオバ様」が好きみたいなので、頑張ってそういう熟女になっていけたらなと思います。
西内:そんな彼からすれば、江梨さんはまだまだ若すぎるじゃないですか? 彼、若すぎる江梨さんに対して不満はないんですか?
江梨:そうですね、「髪を切ってもう少し、膳場貴子さんみたいにすれば?」と言われることはあります(笑)。髪を巻いてキャピキャピしているより、落ち着いたセクシーさのある女性になってほしいみたいですね。
西内:すごいですね。普通彼女には若々しくいてほしいものだと思うのですが。
江梨:そうですよね(笑)。でもさすがに、私は老けるのは嫌なので...。私は髪を短くすると老けてしまうタイプなので、そこはロングヘアで勘弁してもらっています。
西内:さすがヘアのプロ。ご自身に似合う髪型を熟知していらっしゃるのですね。ちなみに彼は何のお仕事をされているんですか?