「湯・食・寛ぎ・景」を極めた 伊豆の宿、玉峰館
目の肥えた40代が選ぶ温泉宿は、お湯が極上でなくては......。
今回ご紹介するのは、建物の隣から源泉が音を立てて湧き出る、伊豆・河津の玉峰館。この玉峰館、すぐ横に“源泉櫓(やぐら)”があるんです。今の時代珍しい、情緒あふれる“源泉櫓”。そこから湧き出る温泉に、身も心も癒されます。轟々と音を立て湧き出るお湯が掛け流し放題とは、贅沢極まりないですね。1000年以上も前、地響きを立てて噴き出したこちらの熱泉。周りへの影響を考慮し、噴き上げ量をコントロールしなければいけないほどの活発な自噴活動を続けているそうです。
100℃の温泉が地上30メートルも噴き続ける程の豊かな温泉。だからこそ、さまざまな顔をもった幾種もの温泉を楽しむことができるのです。玉峰館だけで、温泉巡りができてしまうのも魅力ですよね。
また、玉峰館に漂う情緒的でありながらモダンな雰囲気も魅力の一つ。大正15年、創業以来続く伝統の宿でありながら、2年前には伝統を残しつつも大リニューアル。伝統とモダンの共鳴により、他にはない雰囲気を醸し出しているんです。なにより注目すべきは、玉峰館に着くやいなや目に飛び込んでくる趣のある“源泉櫓”。そこから湯煙が出ているのを見るだけで、心がポカポカ温まります。
さらに素晴らしいのは、この玉峰館の売りは温泉だけではない、ということ。そう、玉峰館の本命はお食事。「なだ万」で学び、30歳の若さで名店「來経」の料理長をつとめ、著名人をうならせていた立石シェフの技は、舌の肥えた大人の男をも唸らせます。
食材の宝庫と言われる伊豆の漁港に自ら出向くという料理長の情熱が、お料理の美味しさの秘密。献立は月替わりにて旬の食材を取り入れているので、お食事目当てに通うお客さんも多いそう。先付、前菜、お椀、お造りと、この時点でフルコース終了!? と思うほど充実したお料理の数々。そこから、お魚、お肉、ご飯、デザートと続きます。 ご飯は蛤だったり、いくらだったり、その日の漁によってメニューが変わるのでそれも楽しみの一つですね。
さらに注目すべきが16部屋限定のお部屋。匠が昔からのファンのために歴史を残しつつ、モダンな寛ぎ空間をプロデュースしているんです。
こちらの匠、実はインテリアデザイナーとして初めて紫綬褒章を受賞した内田繁氏。宿内の至る所に、内田氏の作品をはじめ、様々なアーティストの作品が散りばめられています。
そして、ふと外をみるとライトアップされた美しい庭園が......。
温泉巡りの間に幻想的な池の周りを散歩するなんて、贅沢すぎて現実の疲れを忘れてしまいそう。そんな一日の終わりに露天風呂に浸かれば、そこから満天の星空が見えるんです。......これぞ、至福の時。
男性の皆さん、彼女と旅に向かう途中に「喜んでくれるかな」「がっかりさせちゃったらどうしよう」なんて心配になることもありますよね? でも、ご安心を。彼女とこの玉峰館を訪れたなら、帰る頃には「違う季節にまた来たいね」なんて会話になっていること間違い無し。ここを訪れた多くのお客様は、次の予約をして帰るというのですから、それがなによりの満足の証です。
こちら、4月1日以降のお得なプランに加え、30日前までに予約をされるとお一人それぞれ2000円引きになるんです。これぞ、「コスパ宿」。これから露天風呂を楽しむのにピッタリな季節なので、彼女の予定を早めに押さえて玉峰館を訪れてみてください。春になると身も心も軽くなりますから、きっと彼女もアナタの誘いに応じてくれるハズ。
Text: Naoko
【問い合わせ】
玉峰館
http://www.gyokuhokan.jp/
0558-34-2041
静岡県賀茂郡川津町峰440
お一人様1泊2食付き(4月1日以降のご宿泊)
土休前日 2万9000円(税別)〜
平日 2万7000円(税別)〜
*30日前までの予約で内容はそのまま、お1人様2000円引き