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BUSINESS 東京独身レポート

ギャルブームのカリスマは今、何をしているのか? ”たもちん”の場合。

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田母神:昔は顔の濃い人が好きだったんですが、今は全くこだわりがないんです。いつも、全くタイプじゃない人の良い面が見えてきて「人って見た目じゃないんだな」と心から思います。

西内:その人の良い面が見えてきて好きになったら、自分から積極的にアプローチするんですか?

田母神:基本的に自分からはしないんですけど、今好きな人には自分からアプローチしているんです。というのも、その人に「たもは、六本木で色々な人と遊んでいて怖い。パパとかいそう。」と言われたんですよ。私そんな風に人から見られているんだってすごくショックで(笑)。なので、そのイメージを変えたくて信じてもらいたくて、今は自分からグイグイいくようにしています。

西内:グイグイこられて、さらに怖がっていませんか?(笑)。

田母神:そうですね、まだ怖いみたいです。でも、最近になって「もっと激しいと思っていたけど、意外と普通の子なんだね」と言ってもらえました。その人を好きになるまで、「人にどう思われているか」なんて考えたこともなかったので、すごく勉強になりましたね。でも、パパがいそうに見えますか...?

西内:見え...ますね。

田母神:ショックです(笑)。私のイメージでは、パパがいそうな子って私みたいなギャルじゃなくて、もっと水商売っぽい人か、西麻布で遊んでいるような大学生だと思ってたので。でも、私もその「パパがいそうカテゴリー」の中に当てはまっていたということですよね。

西内:ギャルの人も、自分ではギャルと気付かないといいますしね。

田母神:いや、それについては、私は自分のことをギャルって言いますよ(笑)。今でもギャルだなと思っています。

西内:そうなんですね! そう言われてみると、ギャルの定義って何なんでしょうか?

田母神:ギャルというのは、やっぱり見た目より中身のことを言うんだと私は思うんですよね。気が強いけど、妙に情が厚いろことがあったり、寛容で良い意味で適当で「ま、いっか」で色々なことを済ませちゃったり(笑)。あとは常に熱いとか、そういう子がギャルなんじゃないかなと思います。

西内:深いですね。私、中学生の頃にすごくギャルに憧れてたのにギャルになれなかったので、こうやって本物のギャルの方とお話ができて凄く嬉しいです。

田母神:ギャルになりたいのになれない人ってこの世に存在するんですか!? ギャルって誰でもなれるもんだと思っていました(笑)。

西内:ギャルになるってすごく勇気がいることじゃないですか? 私の周りにはギャルがいなかったので、ギャルになることができるのは特別な人だと思っていました。ギャルになった瞬間って覚えていますか?

田母神:なんですかその質問(笑)。ギャルになったなと思った瞬間は、やっぱり髪の毛を明るく染めた時ですね。メイクからではなく髪からギャルになった気がします(笑)。

西内:ギャルの始まりは髪から...勉強になります。ご両親はなんとおっしゃっていましたか?

田母神:うちは、親が厳しい家庭だったので、金髪にした瞬間「人生が終わった」というようなことを言われました。グレてしまったと思われていたんだと思います。確かに、ギャルになることとグレることは同じように語られることもありますが、私の場合は特に世間に不満があったからその反動でギャルになった訳ではなく、ただ自分の好きなものを追い求めてギャルになったので、グレたという訳ではなかったんですよね。でも、ギャルになったおかげで雑誌にも出られたし活躍できるようにもなったので、徐々に親も認めてくれるようになりました。親に認めさせてやる、という思いで、その頃はモデルの仕事を頑張っていました。

西内:ギャルになることを反対している親を認めさせてしまうバイタリティ、素晴らしいですね。

田母神:学校の先生も厳しかったのですが、次第に私の活動を見て「学校のパンフレットに載って欲しい」と言ってくれるようになった時は嬉しかったです。最初は「グレた」と思われていたけど、頑張って結果を出していたら徐々に周りが認めてくれるようになるのだということを学んだんですよね。何事も、最初は周囲に認められなくても、ひたむきに地道な努力をして結果を出せば認めてもらえるものなんだと、心から思います。

.....田母神智子さん。ルックスで人々を惹きつけ、文才で人々を惹きつけ、会話で人々を惹きつける。そして何より「人として温かい」ギャルマインドで、真剣に向き合ってくださったのが印象的でした。

私はこれまで、外見さえ煌びやかにつくろえばギャルになることができる、そう思っていました。ギャルに憧れ、ギャル雑誌を読んでいた中高生時代。けれど、高校を卒業して金髪にしてみても、派手なメイクをしてみても、なぜだか雑誌で見ていたようなギャルになることができない...なぜだろう? その長年の疑問がやっと、ギャルのカリスマである田母神智子さんへのインタビューを通して解き明かされました。ギャルとは、金髪にすれば良いのではない、派手なメイクをすれば良いのではない。ギャルとはそのマインドを指す言葉であり、その人の根底にある「優しさ」「強さ」「寛容さ」「情の厚さ」が何より重要だったのです。


美しく、知的で、心が温かい。こんな素敵なギャル、渋谷中どこを探しても、田母神智子さんの他にはいないでしょう。

Text&Edit:Yuko Nishiuchi
Photo:Naoto Otsubo

 

...今回訪れたカフェANNTEANAは、住谷杏奈さんが経営する代官山のトッピングピザが美味しいお洒落カフェ。トッピングピザだけでなく、カフェやスムージーやスイーツも充実。私のオススメはマシュマロチョコバナナのデザートピッツァ♡

CAFE ANNTEANA(カフェ・アンティーナ)
〒150-0034東京都渋谷区代官山町12-16 シンフォニー代官山102
東急東横線 代官山駅 徒歩5分
TEL 03-6455-0957
定休日 なし
OPEN 10:00 / CLOSE 17:00
▶︎ホームページ
http://annteana.com/index.html
▶︎食べログ
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13171965/

可愛いカウンターで、ピザのトッピングを自由に選ぶことができます。キッズスペースもあり、お洒落ママの会にもオススメ♡

【編集者・ライター:西内悠子】
1988年兵庫県出身、同志社大学文学部哲学科卒。新卒でavexに入社し3年間OL。その後、フリーランスとなる。「貧乳女子大生の就活日記〜オッパイはつかめないけど人事の心はつかむゾ♪」がアメブロ大学生ランキング1位を獲得。

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