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不倫は善か悪か!? 性風俗の実態!?
「はじめての不倫学」著者インタビュー

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実は不倫はメリットだらけ?
性風俗は社会的に認められるべき!

「はじめての不倫学」...なかなか強烈なタイトルですが、本著を執筆された坂爪真吾さんはそのタイトルに劣らず、とても強烈な方でした。

なんでも、浪人中に性風俗に興味を持ち、東京大学在学時には多数の風俗嬢にインタビューすることに明け暮れ、挙句の果てには東京大学卒業後に「性風俗で働く人たちをはじめ、社会的に弱い立場にある人たちの性を支援する会社」を起業されたというのですから、ただ者ではありません。


今回は、著書「はじめての不倫学」そして新しく発売される「性風俗のいびつな現場」を通して、坂爪さんの知られざる生態に迫ります!!

西内:坂爪さん、こんにちは。本日は不倫と性風俗についてインタビューをさせていただきたいです。なかなか濃い議題なので、とっても楽しみです。よろしくお願いいたします。

坂爪:よろしくお願いします。

西内:早速ですが、そもそもなぜ、「はじめての不倫学」「性風俗のいびつな現場」という強烈な著書を執筆しようと思われたのでしょうか?

坂爪:大学のゼミで性風俗の研究をしていたんです。新宿や渋谷の風俗店で働いている方々にインタビューをしたり、風俗店の経営者の方にインタビューをしたりして、性に関するサービスや制度に興味を持ちました。性に関するサービスって、まだまだアングラな位置付けじゃないですか? けれど、世の中にとって性のサービスって必要不可欠なものだと思うので、それらが公共性を持ち市民権を得られるようになれば良いなという思いを込めて「性」をテーマに起業し、またその延長線上で執筆活動もさせていただくことになったんです。

西内:そうなんですね。たしかに性の問題は人間と切っても切り離せないものなので非常に大切なことだとは思うのですが、それが高じて会社までつくってしまうなんて…坂爪さん、相当変わり者ですね!

坂爪:そうですか?(笑)。たしかに、起業までを考えたのは僕くらいかもしれませんね。なにせ、仲間と一緒にではなく、一人で全てをやりましたから。

西内:一人で性の業界で起業されるなんて、普通の人じゃできないことですよね。ちなみに、坂爪さんの著書「はじめての不倫学」には、不倫は病であり、予防ワクチンが必要という内容が書かれていましたが、坂爪さんの中で不倫は「悪いこと」という位置付けなのでしょうか?

坂爪:いいえ、道徳的な観点からの不倫の善悪については僕にも分からないと思っているんです。ただ、本著では不倫を「防ぐべき対象」として論を進めています。

西内:ちなみに、不倫をしないことって可能なんでしょうか? 私は男女ともに、一人の人だけを愛し続けるって難しいんじゃないかと思うんですよね。

坂爪:そうですね。極めて難しいと思います。もちろん、個人差がありますので個人の問題として考えれば「不倫をしない」ことも不可能ではないのですが、社会の問題として考えた時に、これまでの歴史で不倫が存在しなかったことが一度もないんですね。全ての時代、全ての文化で不倫は存在している訳です。そのような事実から見ても、不倫をしないということは極めて難しいことだと考えています。

西内:例えば、今、某芸能人の方が不倫問題でテレビで騒がれていますが、坂爪さんはあの件についてどのような感想を持たれますか?

坂爪:あの件については、実に古典的な話だなという感想を持っています。独身女性が既婚男性と不倫関係になった場合、男性はあまり責められることなく、女性だけがやり玉に挙げられるというのは大昔から繰り返されていることなんです。それは、不倫というものが社会の問題ではなく個人の道徳的問題という考え方が根付いているからだと思うのですが、僕は社会的問題としてとらえるべきだと思うんです。

西内:たしかにそうですね。ただ、社会的問題として不倫が防げないとなると、そもそも結婚制度に意味があるのか疑わしいと思ってしまうのですがその点についてはどのようにお考えでしょうか。

坂爪:仰る通りです。不倫は基本的に防げないものだと僕も思っているので、結婚制度の意義については疑わしいですね。それに、結婚生活を安定させるというのは実に難しいことです。そこで、結婚生活を安定させる手段として不倫をする人もいるくらいですから。不倫によって「ガス抜き」をすることで、結婚生活でのストレスを解消するんです。それによって、また元の結婚生活がうまくいくんですね。なので、不倫を一概に“悪”とも言えないんですよね。

西内:不倫をしてまで結婚生活を安定させたいなんて、それなら独身で遊びまわっていればいいのに!! と思ってしまいます(笑)。

坂爪:そうですね。それはやはり社会的な安定や安心が結婚によって保証されるという昔からの思い込みにより、結婚はしておきたいと思う人が多いんですよね。

西内:社会的な安心や安定のために結婚して、結婚相手と傷つけ合い精神が不安定になる...本当に何を優先すれば豊かな生活を送れるんだか分からないですね(笑)。

坂爪:そうですね。難しい問題です。

西内:ちなみに、坂爪さんの著書「はじめての不倫学」において不倫=防ぐべき対象と位置付けていると仰っていましたが、amazonレビューを見ると「この本を読んで不倫をしてみたくなりました!!」という意見があったんですよね(笑)。タイトルを「不倫のすゝめ」に変えてみるなんて、どうでしょうか?

坂爪:(笑)。確かに、そういう意見はよく聞くんです。「不倫って楽しそう」とか、「不倫の性欲には勝てないなんて情熱的で楽しそう」とか...。僕としては、不倫を防ぐためのワクチンを処方するつもりで本著を書いたのですが、まぁ、ワクチンというのは時として副作用を起こし逆効果となる場合があるということですね...(笑)。

西内:効く薬って怖いですもんね!! 読んでみて、不倫をやめたくなるか、したくなるかはアナタ次第!! ということで...。 ちなみに奥様は「はじめての不倫学」を読まれたのでしょうか?

坂爪:はい、読んでいました。

西内:奥様に「この本を読んで不倫してみたくなった!」と言われたらどんな気持ちになりますか?

坂爪:それはさすがに嫌ですね(笑)。妻には最初、こんなタイトルの本を書いたと言い出しにくかったのですが、一応読んでくれたみたいで。「面白いんじゃない?」と言ってもらえました...(笑)。

西内:理解ある奥様! 「不倫したくなった」と言われなくて良かったですね!

坂爪:はい、本当に良かったです。ただ、まだ結婚5年目なので、いつ何があるかは分からないと覚悟はしています。不倫って、自分自身で冷静な判断ができなくなるものなんですよね。誰にでも不倫にハマってしまう可能性はあるものなんです。それに、最近は男の不倫は遊び、女の不倫は本気という概念もなくなってきているんですよ。「男も女も本気で不倫をする時代」なんです。

西内:ちなみに、坂爪さんからみて「不倫」にメリットはあると思いますか?

坂爪:そうですね、やはり先ほども申し上げたとおり、精神的な安定を得られるというのはあると思います。たとえば夫婦だけだと2人、2本足の椅子ってグラグラしますよね、けど、3本足になれば安定する、それと同じなのではないでしょうか。

西内:まさかの椅子に例えるとは! でも、1本足で安定している椅子もありますよね。下手に結婚して2本足になるより、独身で1本足のほうが安定するのかもしれませんね!?

坂爪:そういう場合もあるかもしれませんね...(笑)。

著書「性風俗のいびつな現場」について


西内:新著「性風俗のいびつな現場」についてもお聞かせいただきたいのですが、本著はどのような内容の本なのでしょうか?

坂爪:この「性風俗のいびつな現場」は、性風俗の世界でも社会的に弱い立場の人たちを取材した本なんです。たとえば、風俗というのは障害がある方もたくさん働いておられていますし、また働く女性に対して福祉的ともいえるサポートを行っているお店もあります。つまり、風俗は良くも悪くも社会にとって必要なものなのですが、まだ世間的に風俗は「アンダーグラウンド」なイメージです。そのイメージを少しでも良くして、風俗の社会的な位置づけを良いものにしたいという思いで書かせていただきました。

西内:たしかに、風俗で助かっている人は沢山いますし、風俗は性犯罪の抑止力にもなっているという話もよく聞きます。ちなみに私、風俗で働いたら売れるとよく言われるのですが、坂爪さんの目から見てどうですか?

坂爪:ちょっと、分からないですね...。

西内:そうですか。答えにくいことを聞いてしまい申し訳ありませんでした。ちなみに、風俗で売れる人って、多数の風俗嬢をインタビューされている坂爪さんから見てどういう人なのでしょうか?

⇒風俗で成功する人の特徴とは!?
(続きはコチラ)



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