紗英子先生:あらら(笑)。次は、招待状を出すんですよ!
サトシーノ:え!しょ、招待状!?
紗英子先生: 場所や日時、そして出席者を記載した招待状を出しておくことが大切なんです。もちろん最近ではメールでのやりとりがメインですが、招待状だと、貴方様を大切に思っていますという気持ちが伝わりやすいので、勝負の会食には、是非。
サトシーノ:どれくらい前に出せば良いんですか?
紗英子先生:日時と場所が決まった時点で出しましょう。 ただ、そこから日が開き過ぎると、忙しい方は他の用事を間違って入れてしまったりする恐れがあるので、2、3日前にリマインドメールされると確実ですね。
サトシーノ:リマインドメール??って、 なんですか?
紗英子先生:例えば1月31日に会食を予定して、1月10日に手紙を出したと仮定したら、1月28日ぐらいに、お元気にされてますか? ご都合は大丈夫でしょうか?お会いできることを楽しみにしています。などのメールをしておくと、すごく親切ですよね。キュン♡マナポイントです。
サトシーノ:なるほど~。そこまで丁寧にしてもらえると確かにキュン♡キュンっすね!
紗英子先生:2~3日前ならまだキャンセルも可能ですしね。予約のとれないお店を押さえたりしてると、お店との信頼関係もありますしね。
サトシーノ:そうか~。色々なことを想定して動かないといけませんね!
紗英子先生:あと、会食においては、「手土産」がマストアイテム。さて、どんなものを選んで行くと良いかおわかりですか?
サトシーノ:もちろん、その方の好物に決まってるでしょ~。これは簡単すぎますよ!
紗英子先生:(笑)。もし奥様やお子様たちがいらっしゃるようなら、家族のみなさんにも喜んで貰えるような物を選ぶのがベストなんです。
サトシーノ:そっちぃ!? 見えていないご家族にまで、気を配るんですか。なるほど~参りました!
紗英子先生:手土産にはセンスが問われます。大体2000円~5000円位のお菓子が多いですね。このあいだは、オリーブオイルをいただいたんですが、その意外性と、絶対に使うものをわかってらっしゃるセンスにグっときました。ちなみに、手土産のご用意は、接待する側はもちろん、される側もです。
サトシーノ:される側も用意するんですか?
紗英子先生:接待されるということは、ごちそうになるということ。大体の料理の金額に応じて、お返しも・・・考えますよね。
サトシーノ:すごいっすね……。まるで結婚式みたい!
紗英子先生:それくらい相手に気配りをしあうことが会食にとっては重要。でも、私は過去にその手土産で失敗したことがあったんです(涙目)。
サトシーノ:ど、どんな失敗だったんですか?!
紗英子先生がしてしまった「手土産」にまつわる失敗とは?! 後編に続く!
Text:Satoshi Nakamoto
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