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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine

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クオリティに優れた金無垢が
こなれた価格で購入できます!

そろそろ自分らしい腕時計との出会いを真剣に考えている40男の皆様に、『FORZA STYLE(フォルツァスタイル)』がオススメしたい選択肢のひとつが“ヴィンテージウォッチ”です。

その世界は奥深く、手頃な価格で買えるコスパ重視の時計もあれば、果てはオークションで競り落とされる数千万円台の投機の対象となるプレミアムな個体が数多く存在します。実際問題、ヴィンテージって聞くと妙に敷居が高く感じられたり、あまりの人気から偽物が出まわっているグレーな世界であることは否めません。それもあって、どうも二の足を踏んでしまっている方が大勢いるかと思います。

そこでこの連載では、ウンチクに寄り過ぎず、今どきのファッションにもしっかりとハマる腕時計であることを前提にしながら、絶対にはずさない名機の購入ガイダンスを中心に、さまざまな角度からヴィンテージウォッチの魅力を紹介していきます。それもあって、どうも二の足を踏んでしまっている方が大勢いるかと思います。

今回は金無垢デビューをご検討されている40男の皆様のご要望に応えたく、オメガの「コンステレーション」をご紹介します。

OMEGA CONSTELLATION 1950年代後半、手巻き(Cal.501)、18KYGケース、ケース径34.5㎜/58万円(税抜) 【問い合わせ】ケアーズ森下本店 03-3635-7667 http://www.antiquewatch-carese.com/

以前も「コンステレーション」のミラーダイヤルを掲載しましたが、このモデルはオメガのヴィンテージウォッチの魅力をもっともわかりやすく教えてくれる一本です。

「コンステレーション」の初出は1952年。オメガの自動巻きモデルの最高級機として開発され、外装と性能ともに頂点を極め、一世を風靡しました。シャンパンゴールドの文字盤も若干の焼けが功を奏して、ギラギラにならずにうまくまとまっているので想像しているよりも手元に馴染んでくれるのでご安心を!

手が込んだ立体的な12角形のダイヤル。ドルフィンハンドやインデックスが1950年代の時計らしい豊かな表情を醸し出しています。

オメガの時計作りは基本的に生産性を重視するのですが、「コンステレーション」もご多分に漏れず、それなりの数が出荷されていたことから、どちらかと言えば探しやすい部類の時計に入ります。

特筆すべき点は、豊富なバリエーションとコスパの高さにあり、ステンレススティールであれば良質な個体が10万円代から購入が可能です。ロングセラーであったことから、ディテールの変遷もそれなりにありますが、ロレックスなどに比べれば、価格の差は微々たるもの。ですから見た目重視で選んでしまうのも手なんです。金無垢に関してもまったく同じことが言え、最高級の外装と精度が現実的な値段で購入ができるのがポイントです。

オリジナルのリューズは文字盤同様、非常に手の込んだ作りで八角形に象られているのが特徴です。
「コンステレーション」の裏蓋は天文台の刻印が入ることでも知られています。「WATER PROOOF」と刻まれていますが、あくまで当時の保証ですので、ここでの油断は禁物です(笑)。

 

なおかつ、ヴィンテージウォッチの金無垢全般についても同じことが
言えるアドバンテージとして、現行のモデルよりも落ち着いた印象であることから、腕元にしっくりと馴染んでくれることが挙がります。そろそろ金無垢が気になってきたものの、価格や見栄えの問題で渋っていた皆様。まずは手堅く「コンステレーション」から攻めてみるのはいかがでしょうか? 個体によってテイストは様々ですから、予算や好みに合わせてご自由に選んでいただけると幸いです。

Photo:Yasuhisa Takenouchi
Text:FORZA STYLE
 



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