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BUSINESS 東京独身レポート

中央省庁勤務で趣味はサーフィン。FORZAな男のライフスタイルとは?

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鳥居:というのは、この年にもなると、炊事洗濯掃除、全て自分でできてしまうんですよ。だから、そこをアピールされても特に何も思わないですね。もちろん、やってもらえたら嬉しいし感謝もしますけど、それが結婚の決め手にはならないです。

西内:炊事洗濯掃除などの生活力はお互い出来て当たり前の最低条件だけど、それができるからといって結婚の決めてにはならないということですね! ハードルが高い...これだから、モテる男は...。チッ。

鳥居:だからモテませんて! まあ、結婚なんてここにくるまでの数時間で真剣に考え始めましたからね。

西内:えー!この連載、「東京独身レポート」なんですけど!!

鳥居:冗談です冗談です(笑)

西内:そのユーモアの感じも、さすが遊び慣れたモテ男という感じですね。

鳥居:だから、そのイメージやめてください!!

西内:では、さらに深い女性の話は後ほど伺うとして...。鳥居さんのお仕事のことを聞かせてください。現在お仕事は何をしてらっしゃるのでしょう?

鳥居:今は、中央省庁で働いています。

西内:なんだか、頭良さそうで難しそうで忙しそうなお仕事ですね...!!

鳥居:忙しいと言えば忙しいですけど、基本的には平日だけですし、まあ一般的な忙しさだと思いますよ。

西内:具体的にどのようなお仕事をされているのでしょう?

鳥居:地球温暖化対策を担当しています。大まかに言うと先日パリで気候変動枠組条約の会議がありましたけど、そのような国際会議ででてきた結果を踏まえて、どのような対策をとるのかを考え、またそのための仕組みづくりをしています。

西内:世界を背負う男ということですね。なぜ中央省庁で働こうと思われたのでしょうか?

鳥居:元々、単純に国際的な仕事がしたかったんですよね。大学生の頃にイギリスに留学していたこともあり英語も話せたので、それを生かして国際的な仕事をしたいと漠然と思っていたんです。大学卒業後、アパレルやNGOなどいくつかの仕事を経験したんですが、結局は、改めて留学して環境と開発を学びなおしました。その後日本に帰ってきたときに、自分が一番やりたいことが形となって、その流れで運良くご縁に恵まれ現在に至ります。

西内:では、今の職場で一番やりたいことは何ですか?

鳥居:やはりもともとの関心である「開発」に係る仕事ですね。

西内:開発ってなんですか??

鳥居:端的に言うと「途上国の開発」です。もともとアフリカにとても関心があったんですが、アフリカをはじめとした途上国の生活を少しでも改善することに役立ちたいんですよね。

西内:途上国を発展させることができれば色々な人が救われますもんね。

鳥居:そうです。日本にいる僕たちには、色々な可能性があるじゃないですか。本気で目指す事ができたなら、何にでもなれる。けれど、途上国の人たちは違うんです。選択肢があまりにも少ないし、それ以前に小さい頃に亡くなってしまう人もたくさんいる。そんな人たちに少しでも、より多くの可能性のある人生を送ってほしいんですよね。大それたことになってしまいますけど...。

西内:いえいえ、大それたことだからこそ鳥居さんのような、省庁で働く志をもった偉い人に是非成し遂げていただきたいですよ。

鳥居:いえいえ、私はえらくないですよ。下っ端ですよ。

西内:またまた、このお名刺の肩書き...これはどう見ても偉い人です。鳥居さんが結婚願望あるんだなんて言ったら、引く手数多なんでしょうね。ここに連絡先をのせれば殺到しますよ!

鳥居:そんな訳ないですよ!!(笑)まあ、僕は本当に下っ端だと思っているんですが、途上国の開発に役立ちたいという気持ちは人一倍高いとは思います。やっぱり昔の自分は、のうのうと毎日を送ってきてしまって、気づけば沢山あったはずの選択肢を無駄にしてきてしまったという自覚があるんですよ。就職活動もろくにせず、のうのうと暮らして様々な選択肢を失ってからようやく焦り始めたんです。遅かったかもしれないですが、本当に自分自身がやりたいことは何かを考えた結果、こうして、今の仕事にたどり着きました。最終的に、少しでも貧困を減らして、生まれた時点の運で一生が決まってしまうという状況を変えられればと思います。

西内:世界の人々のためにこれほどまでに志を持たれているなんで...まるで、良い人みたいですね。

鳥居:いやいや!! でも、まぁ良い人かもしれません!!(笑)

西内:では、なぜ鳥居さんはそんなに良い人になったんですか?

鳥居:良い人になろうと思ったわけじゃないのですが、アパレル店員として働いている頃、「この仕事も楽しいけれど、もっと自分に合った、やるべきことがあるのでは」と常に考えていて...。それに、大学の同級生もみんな社会の一員としてしっかり働いているのを見て、とても焦っていて、そこで考え抜いたんです。もともとの希望だった、学生時代の留学経験を生かせる国際的な仕事をしようと思った先に、今の仕事があるという感じです。別に良い人になろうと思ったわけじゃありません(笑)

西内:では、今の中央省庁のお仕事で面白いと感じられるときはどのようなときですか?

鳥居:とにかく、答えがないことの解決策を考え実行しているときですね。途上国の開発のために出来ることはいろいろ有ると思いますが、そこに単一の答えはないと思うんです。例えば、貧困の原因はもちろん一つじゃありません。歴史的要因、地理的状況や社会的状況、紛争があったり...色々な理由があるからこそ、一つの答えを導き出すことは非常に難しいと思います。けれど、その中で問題解決に向けてアプローチを探し、様々な意見をすり合わせ、最終的に一つのものを作り上げ実行する、そのプロセスに関われることに幸せを感じます。

西内:鳥居さんのように志高い方が世界を担っていると思うと心強いです。

鳥居:いえいえ、まだまだ大それたことは言えませんが...。

西内:本当に鳥居さんって謙虚で素敵ですね。 ところで話はかわるのですが、先ほどから「のうのうと暮らしてきた」と仰っていましたが、ということは、「のうのうと女性と付き合っていた」経験もあるのでしょうか?

鳥居:なんていう質問を......。かつては、あったかもしれません(笑)相手のことを深く知りもせずに付き合って失敗した経験もあります。それに、やはり根本的に女性は好きですしね。

西内:女性のどのような部分がお好きなんですか?

鳥居:それは、もう生物学的なもしくは本能的な部分なので、言葉では説明できないところも多いです。ただ、男兄弟だからか、やはりこの年になっても女性に夢を抱いてしまうところはあると思います。

西内:女性に夢を抱いている人って、色々な女性と付き合っても夢を抱き続けるものなんですか!?

鳥居:待ってください。僕、一言も「“色々な女性と”付き合った」なんて言った覚えはありませんよ!!

西内:そうでした。決めつけてごめんなさい。でも色々な女性とお付き合いされてきたのでは?

鳥居:ノーコメントでお願いします(笑)

西内:そんな色々な女性とお付き合いされてきた鳥居さんは、結婚適齢期の女性とお付き合いしたことはありますか?

鳥居:結婚適齢期と言えば一般的には28歳くらいですかね...ありますよ。

西内:その方から、「結婚してよ!結婚しないなら別れるわよ」なんて脅しを受けたりしなかったですか?

鳥居:それが、ありませんでしたね(笑)当時、僕は仕事も辞めて30歳にして大学院で勉強をしていたので、「こんなやつと結婚したくない」と思われていたのかもしれません(笑)30歳にして大学院にいってるような男、この先どうなるか分からないから女性からしたら不安じゃないですか?

西内:確かに女性はなかなか結果でしか男の人を判断できないですからね...(笑)その彼女とは、その後どうなったのでしょう?

鳥居:ある日、...

⇒当時の彼女から言われた衝撃の一言とは!?
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