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FASHION 魁、干場塾!

【PR】第24回 意外と洗濯マニア 干場が教える「洗濯の流儀」

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カシミヤも自分で手洗い!
干場が洗濯に欠かせないもの

34歳、只今イケフォー見習い中の編集部員サトシーノが小誌編集長の干場(ほしば)のコーディネートを徹底解剖! 第24回目は、エマール洗剤を使った干場流手洗い術を学びたいと思います。

サトシーノ: 干場さ〜ん、休み日の朝っぱらからそんな格好して、何やってんすか〜?

干場:何すっとぼけてんだ! お前がランニングしたいっていうから、俺行きつけのランニングステーション、「NOHARA BY MIZUNO」(原宿)に連れてきてやったんだろ。暇人みたいに言うんじゃないよ。

サトシーノ:へへへ。そうでした。最近運動不足なんで、干場さんと一緒に走ってメタボ予防しようかと思ってたんです。それにしても……。干場さんのそのランニングウェア、むっちゃ良い香りしません? どこの香水ですか、これ。

干場:違うよ、これは俺が愛用してる洗剤「エマール」の香りだよ。清潔感あるこの感じが凄く好きでずっと使ってるんだよ。

サトシーノ:洗濯!? 干場さんって、自分で洗濯とかするんですか!? 何もかもクリーニングに出してると思ってました!

干場私物のミズノのランニングウェア。休日には自分で洗濯機を回し、手洗いの手間も惜しまない(むしろ好き)というギャップも明らかになった。さすがは三代続くテーラーの血か、服への愛情はハンパじゃない。

干場:もちろんするよ! むしろ俺は筋金入りの洗濯マニアといってもいいかもしれない。自分の持ってる服は、自分でメンテナンスをして大切に着たいから、水洗い不可の表示がないものは、ほとんど自分の手でケアしているし。

サトシーノ:(絶句して)え……、意外っすね〜。でも、干場さんの持ち物って、本当高級品が多いし、デリケートなカシミヤ素材とかが大半じゃないっすか? まさか、それも自分で洗っちゃってるんですか?

干場:そうだよ! ドライクリーニングだとお店によっては油っぽい匂いがついてくるし……。クリーニングに出すってことは、けっして洋服メンテナンスの唯一の解決策ではないんだ。洗濯表示をちゃんと見てみなさい。 カシミヤ素材だって自宅で手洗いできるようになってるもの、多いから。

サトシーノ:ま、まじっすか!? それは初耳! ところで、いつからそんなに手洗いにこだわるようになったんすか?

干場:う~ん。あれは16歳の時だったかな〜。当時はやっていた、ラルフローレンのボタンダウンシャツを自分で洗って、いい匂いにしてデートに着ていったんだ。そのとき思ったんだけど、結局洗濯も「誰がために」するかっていうことが大事なんだよ!(急に熱くなった)。 どんなにいい服着てても、清潔感がなければダメ。一緒にいる女性が心地よく感じてもらえなければ、意味がないんだよ。

サトシーノ:ふ、深いです! ところで、 他に手洗いで注意してることってありますか?

干場:耳の穴をかっぽじってよく聞くように。汚れが酷い場合は原液を直接つけて指で優しく押さえると、スッキリ落ちるんだ。シャツの襟裏とか袖口とか汚れやすい部分は、こうして洗うと見違えるほどきれいになるよ。ビジネスマンにとってそこは凄く重要で、クライアントは、シャツの襟汚れとか必ず気にしてみてるから絶対に気をつける事! 取材に行くときもここには手を抜くなよ、サトシーノ。

サトシーノ:なるほどっす!(軽く流して)。 秋冬の定番、ニット製品ってどういうところに気をつけて洗えばいいんですか?

干場:まず気をつけないといけないのは、さっきも話した取り扱い絵表示。自宅で洗えるかどうかを確認すること! 意外なものが洗えたり、大丈夫だろうって思ってるものがダメだったりするからきちんと見てから判断しなきゃダメなんだ。

サトシーノ:ですよね〜。僕もニット縮ましてダメにした経験あるのでわかります……。

干場:縮みという観点でいえば、ニットを手洗いする時は、まず水温に気をつけなきゃダメなんだ。俺はぬるま湯、具体的に言えば30℃以下で洗うようにしている。長年の経験から、ベストな水温を探り当てたんだ(誇らしげ)。水温が高いと縮みやすいし、生地も傷んでしまうから細心の注意を払うこと。あとは、もんだりこすったりは絶対にNG! 女性をエスコートするように、優しく心を込めて洗濯液に「くぐらせる」ぐらいの気持ちでやるといい。沈めたり浮かせたりを、20~30回繰り返かえしたら、きれいな水でしっかり2回すすぐこと。それから、型崩れを防ぐために洗濯ネットに入れて軽く脱水して、木型のハンガーで陰干して完了だ。間違っても針金ハンガーを使っちゃダメだぞ。

サトシーノ:なるほど〜。さすがは洗濯マニアを自称するだけあって、細かいところまで自己流のやりかたがあるんですね。

干場:俺は洗濯に命をかけているからね(笑)。洗剤の量も重要で、よく汚れを落とそうとして、多めに洗剤を入れる人いるけど、あれは大間違いだから気を付けて。洗剤に書いてある正しい使用量を守るのが、一番良いパフォーマンスが出るんだ。その量を超えて、ドバドバ入れても意味はないんだよ。

サトシーノ:自分、かなりドバドバ派でした……。目からウロコの連続です。ちゃんと量を守っても、干場さんの洋服みたいにいい匂いは残るんですもんね。

こちらは干場私物の高級カシミヤセーターとストール。冬場は暖房で汗をかくことも多いが、エマールで手洗いすることによって、汗汚れをきれいに落とし、新品のような着心地をキープしている。

干場:俺は、いつもエマールの洗剤を使ってるんだけど、洗濯する服によって香りを変えているんだ。今日みたいなジム着とか下着とかは”フレッシュグリーンの香り”、カシミヤ素材のニットやストールには、"アロマティックブーケの香り”って具合にテイストに分けて洗ってるんだよ。長期の船旅には必ず洗剤を持って行くほど、俺は本当に洗濯が大好きだから(キラキラとした目で)

サトシーノ:香りにまでこだわりますか!

干場:カシミヤのストールって、自分で巻くことも多いし、彼女に貸してあげることも多いじゃん? そんな時に柔らかいアロマの香りだと、きっとホッとすると思うんだ。さっき言った「誰がために」の実践だよ。

サトシーノ:でも、毎日忙しいのに、よくそこまでできますね〜。凄いっす。

干場:俺がよく言ってるだろ。「それも技術のうち」だって! ファッションを愛するものは、絶対に服に対するケアを怠っちゃダメなんだ! お前は、そういう所が抜けてるから、ちゃんと洗濯の方法も勉強しときなさい。

サトシーノ:はーい! じゃあ、早速こいつで試してみますね!

干場:あ〜こら! いつの間に俺のトレーニングウェア勝手に着てんだよ!

サトシーノ:干場さん、いつも技は盗むもんだ!って教えてくれるじゃないっすか〜(くねくね)。

干場:くねくねしてお願いしてもダメだ! 技は盗んで良いけど、ウェア盗めって教えてないだろ! 早く自分のウェアに着替えてこい!

Photo,Text:Satoshi Nakamoto

エマールは、洗浄成分が繊維の奥まで浸透して服の傷みを防ぎながら洗える洗剤です。ニット・シャツ・デニム・インナーから下着まで色あせ・毛羽立ち・ヨレ・縮みを防止し、シャツはシャキッ、ニットはふわっとプロも実感する仕上がりになります。

【問い合わせ】
花王株式会社
0120-165-693
http://www.kao.co.jp/emal/

【場所提供】
NOHARA BY MIZUNO
東京都渋谷区 神宮前6丁目31-15
03-3409-6507
noharabymizuno.jp/



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