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CAR 九島辰也のCAR STYLE

イケてるクルマ選び 略して“イケクル”
第11回 アウディTT

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乗る人までもお洒落で知的に見せる
アウディの特等席は?

40男の原体験は、お嬢様が乗る赤い80だったかと思いますが(もちろんパパはメルセデスのSかEクラスで、ともに営業マンはヤナセのイケメン)、いまやアウディは、お洒落に見えるクルマブランドの筆頭。

シンプルなエクステリアに最新技術を詰め込んだ各モデルは知的でシック。乗る人もそう思われるようです。で、そんな人気ブランドのスポーティモデル、TTがフルモデルチェンジ。九島辰也がイケてるポイントを解説します!



「これは、見やすい!」

新型アウディTT試乗会のプレゼンテーションで自慢げに話していたバーチャルコクピットを実際に目にしたとき、思わずそう口走ってしまいました。なんたってナビゲーションの地図が目の前のメーターのところに表示されるのですから……斬新です。

見た目が新鮮なのもそうですが、横長12.3インチという液晶のおかげで、現在地と目的地がひと画面で表示され、わかりやすいのもメリットです。もちろん、四角いナビのモニターも広域にすれば収まりますが、それよりもこちらが上。まぁ、状況にもよりますが地図は横長の方がいいかもしれませんネ。

ちなみにこの技術、今回のTT以降順次各モデルに搭載されるそうです。先進のアウディらしい一面といえるでしょう。

 

そのTTは今回が三代目。そもそもデザインコンシャスなクルマだけに大きく変わることなく、正常進化した印象となります。つまり、元のデザインの完成度が高いってことですね。

それがイマドキのアウディデザインとなりました。細かい話ですが、新型はアイデンティティの“フォーリングス”がグリルからボンネットへ移動しています。これはR8のみでしたから特別な意味を持ちます。つまり、TTが本格的なスポーツカーである、ということです。

で、その走りはスムーズで気持ちのいいものでした。スピードがそれほど出ていなくても楽しい、と感じるところがいいです。おすすめはロードスターです。エクゾーストノートが奏でるレーシーなサウンドは特筆モノ。それを一番近くで聴けるのですから、オープントップのドライバーズシートが特等席ではないでしょうか? それにナイトドライブにもいい季節。助手席の彼女にオレンジの街灯に照らされた湾岸の景色をプレゼントしちゃってくださいナ。

Text:Tatsuya Kushima

九島辰也
モータージャーナリスト兼コラムニスト/日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員/2014-2015日本カーオブザイヤー選考委 員/日本ボートオブザイヤー選考委員/(社)日本葉巻協会会員 http://www.tatsuyakushima.com/index.html

 


TT Coupe 2.0 TFSI
パワー / トルク:230PS/370Nm
ハンドル位置:右
価格:542万円(税込)

TT Coupe 2.0 TFSI quattro
パワー / トルク:230PS/370Nm
ハンドル位置:右
価格:589万円(税込)

TT Roadster 2.0 TFSI quattro
パワー / トルク:230PS/370Nm
ハンドル位置:右
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TTS Coupe 2.0 TFSI quattro
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ハンドル位置:左/右
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【動画】エグゾーストノートをご堪能ください!
https://audimedia.tv/en/vid/audi-tt-coupe-and-audi-tts-coupe

【問い合わせ】
Audi コミュニケーションセンター
0120-598106
http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/models/tt/tt_coupe.html







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