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エンジン＋モーターで節税対策

すでに3世代目となる現行型X5（モデルコードF15）は、BMWのSUVシリーズの根幹をなすいわばベンチマーク的存在です。デビューから2年を経過しウワサのプラグイン・ハイブリッドモデルが追加されました。

パワーユニットは最高出力245psを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジン（ガソリン）にモーターを組合せ、システム合計で最高出力313ps、最大トルク450Nmを発生します。

このデータはガソリンの3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載する35iより、最高出力で7ps、最大トルクで50Nm上まわり、バッテリーなどの重量の増加分を補って余りあるポテンシャルを有することを意味します。

ちなみにEVモードでの航続距離は31km、最高速度は120km／hに到達するといいますから、その走りに不満をもつユーザーはいないでしょう。気になる充電時間も普通充電で3.5～4時間とのこと。

2016年、BMWはこのプラグインシステムをマルチパーパスの2シリーズ、スポーツセダンの3シリーズ、ラグジュアリーサルーンの7シリーズへと展開。新たなBMWワールドを提案する予定となっています。

Text：Seiichi Norishige

価格：X5 xドライブ40e 927万円／X5 xドライブ40e xライン 993万円／X5 xドライブ40e Mスポーツ 993万円（すべて税込）

【動画】
■The new BMW X5 xDrive 40e.


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