ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION

【知ってた?あの定番の歴史】レイバン・ウェイファーラーのトリビアとは?

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

日本人にフィットする
サングラスのマスターピース

1937年、アメリカ空軍の依頼にてボシュロム社が作ったサングラスが、後にレイバンという名前のブランドとなって誕生しました。当時、空軍の課題であった眩しさと遠距離飛行のパイロットの目を守るために開発されたのが、レイバンのサングラスの原点だったことは意外と知られていません。レイバン(ray-ban)=光線を遮断する、という意味の通り、設立当初より光学的に眼を守るサングラスの生産に力点を置いていたのです。

1950年頃までのレイバンのサングラスは、主に機能にフォーカスした商品を展開してきました。その後、ファッション性を重視したデザインが登場し、今回ご紹介するウェイファーラーは、その流れに乗って、まったく新しいアイウェアとして1952年に産声を上げたのです。アメリカでロックが台頭してきた1950年代、新しいものを求めるミュージシャンや若者たちを虜にしたウェイファーラーは、その後更なるロックンロールムーブメントの波に乗り、自由の象徴のファッションアイテムとして支持されました。

世界で最も有名なサングラス。レイバンのウェイファーラーはそう言っても過言ではありません。歴史的なセレブリティ達の顔を彩り、そのサングラスを見るとさまざまな人物を思い出します。『ティファニーで朝食を』のオードリー・ヘップバーン。『ブルース・ブラザース』のジョン・ベルーシ。『バットマン』のジャック・ニコルソン。マドンナやボブ・ディラン、デヴィッド・ボウイ、最近ではリアーナなど多くのミュージシャンたちにも愛される存在です。

なぜ、ウェイファーラーが愛されているのでしょうか。例えば、ジーンズと言えばリーバイス501、ボタンダウンと言えばブルックスブラザーズ。というように、男性にとって永久不滅の存在であること。銘品に共通するシンプルかつ完成されたデザインが、その地位を不動のものにしています。ウェイファーラーを思い浮かべると、歌や映画のワンシーンを想い起こさせられるのも、歳を重ねつつあるアラフォー世代にとっては堪らないもの。

1950年代に始まり、現在も続いているウェイファーラーの伝説は、時代を超えた存在として君臨しているのです。

2006年、一時市場から消えていたウェイファーラーが復刻しました。現在日本で展開されているウェイファーラーは、フロント傾斜が緩く、レンズ幅もやや広がっており、また鼻のパッド部分も改良。耳の後ろのフィット感にこだわったカーブになっており、日本人の顔、頭に合うデザインでより快適なかけ心地となっています。

オンオフ問わず合わせられる汎用性の高いシンプルなデザインは、男性はもちろん、女性にも似合う不朽のマスターピースとして今なお健在。確かな背景といつの時代も新鮮さを感じさせるウェイファーラー、この夏、新たにワードローブに加えたい筆頭アイテムです。

動画では、ウェイファーラー歴30年以上を誇り、業界きってのファッション通である片野英児氏に、レイバンのウェイファーラーの魅力とつけこなし方を語っていただきました。こちらもぜひご覧ください。

【商品データ】
少しずつ改良を重ねているウェイファーラー。現在展開されているフルフィットモデルは、デザインはそのままにアームのカーブや耳の部分も日本人の頭にフィットするよう開発されています。
2万2000円(税抜)

【問い合わせ】
ミラリ ジャパン
03-5428-1030

【推薦人】
片野英児さん
広告代理店勤務。ウェイファーラー歴30年以上を誇る片野氏。業界きってのファッション通のひとりとしても知られています。

Photo:Yashiro Ito
Styling:Masaki Saruwatari
Text:Yoshie Hayashima
 

【関連記事】



 


イタリア男愛用率No.1の
サングラスブランドの新作です!



 


サングラスは遊びすぎない!
定番にして旬な2本をレコメンド!!



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5