「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉があるように、なんでもやり過ぎというのはトゥーマッチなものです。ファッションとてそれは同じこと。トレンド過ぎ、イタリア過ぎ、カジュアル過ぎ、全身黒過ぎ、柄過ぎ、色使い過ぎというのは、イイ歳して痛いものです。そこで、女性の本音を大切に考える『FORZA STYLE』では、シンプル＆ベーシックな装い方をしている大人のセレブたちをピックアップし、その中からイマドキの着こなしやアイテムをご紹介します。
Lesson.33 コリン・ファレルに学ぶジレスタイル今どきの着こなし方
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フォーマルスタイルだけではなく、カジュアルシーンにも多用されることが増えて市民権を得たファッションアイテムといえば、ジレ。そうベストです！ 3ピーススーツの中間着としてドレッシーに着こなすことが多いアイテムなんですが……。
最近では、ジレ単品で着こなすコーディネートが注目されており、シーンや季節に合わせた様々なジレのデザインがさまざまなブランドからリリースされています。そんなお洒落に敏感なイケフォーがこぞって着るジレのおススメなジレの着こなしをご紹介したいと思います。今回の先生は、シャツの着こなしが得意なハリウッドスターのコリン・ファレルです。
白シャツにブラックのジレとクリース入りのスラックスを組み合わえたフォーマル度の高いコーディネートなんですが、シャツの第1ボタンを開けて、細身のネクタイを緩めに締めることで程よい抜け感を生み出します。これにより顔周りもスッキリ見えて、さらにリラックス感も演出できます。
キメキメに見えがちなジレのコーディネートも上手くはずして、パーティシーンのコーディネートや、彼女とのデート着をアップデートさせてみませんか？ 普段、クローゼットの中で眠っているジレをお洒落なファッションアウターとして活用できますよ。
ジレ￥28,000／グランサッソ（ビームス銀座 03-3567-2224）、白シャツ￥19,000／マウロ グリフォーニ（コロネット 03-5216-6521）▶︎拡大画像表示
お洒落な着こなしとして『FORZA STYLE』がこの秋プッシュするのはニット素材のジレ。ニットベスト代わりにジャケットのインナーとしても着こななすも良し、アウターとして使うのもあり。これさえあれば、秋から冬まで使えて、かなり着回しがきくこと間違いないです。
Photo（Item）：Yasuhiro Ito
Styling：Masaki Saruwatari
Text：Satoshi Nakamoto
