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CAR 九島辰也のCAR STYLE

イケてるクルマ選び 略して“イケクル”
第6回 ベントレー・コンチネンタルGT

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2000万円のベントレーは
僕たちに何をもたらすのか?

モータージャーナリスト九島辰也が、イケフォーへ向けたクルマ選びを提案するのが当連載。格好よくて、走りがいいだけではない、ミドルエイジのライフスタイルをより楽しく、豊かにするクルマ生活を当連載では考えています。題して、「イケてるクルマ選び(略してイケクル)」。

第6回は、ベントレー・コンチネンタルGT、その2016年モデルにノルウェーで早くも試乗してきた九島のリポートをご紹介。車両価格約2000万円は高くない、と思えますか? それとも思えませんか?



ベントレーというブランドにあまりリアリティを感じない人も多いと思います。確かにこのブランドは英国ヒエラルキーの中で生まれました。クルマがまだ大衆のモノではなかった時代。伯爵、男爵、といった貴族のための乗り物であったことは間違いありません。

とはいえ、2004年にコンチネンタルGTシリーズが登場して以降、様子は変わってきています。以前にラインナップされていたモデルと比べ、コンチネンタルGTの価格は、およそ半額となる約2000万円から。ということからもわかるように、購入者のターゲットは広がっているのです。

2000万円とひとくちで言うと非日常的ですが、メルセデス・ベンツもポルシェもBMWもその価格帯のクルマを出しています……。つまり、がんばれば何とか手が届くかもしれない……。ともかく、2016年モデルのコンチネンタルGTに話を戻しましょう。

このクルマの2016年モデルに乗ったのは今年6月。ノルウェーの東部にある小さな街でした。来年版の目玉は気筒休止システムを追加した12気筒エンジン。これでV8ともどもエコ度が高まりました。気筒休止システムは言わずもがな気筒を止めるもの。12気筒のパワーが必要でないとき、半分、つまり6つの気筒を休ませることを可能にしたシステム。これにより燃費が上がるのはご想像のとおり。

もちろん、このタイミングでパワーアップやエクステリアの小変更も行われています。フロントのバンパーやリアのディフューザー云々が進化しています。


 

じつはそこも大事。コンチネンタルGTのデザインが秀逸なのは誰もが認めるところですが、それを下手に壊すことなく新しさを感じさせるところは、さすがとしかいいようがありません。

2000万円は確かに高額ですが、このクルマから得られるものを考えれば、適正価格と言えるかもしれませんね。

Text:Tatsuya Kushima

九島辰也
モータージャーナリスト兼コラムニスト/日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員/2014-2015日本カーオブザイヤー選考委 員/日本ボートオブザイヤー選考委員/(社)日本葉巻協会会員  http://www.tatsuyakushima.com/index.html

 

 

ベントレー・コンチネンタルGT(2016年モデル)
エンジン     :W12気筒ツインターボチャージド
排気量      :5998 cc
最高出力     :590PS/6000rpm
最大トルク    :720Nm/1700rpm
駆動       :四輪駆動
トランスミッション:8速オートマチック
ボディサイズ   :全長4806×全幅2227×全高1404mm
ホイールベース  :2746mm
価格       :未定 ※2015年モデルは2370万円(税込)

【問い合わせ】
ベントレー コール
0120-97-7797
https://www.bentleymotors.jp/

【動画】
走る芸術品と呼びたくなるコンチネンタルGTを動画でもお楽しみください







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