何とも至れり尽くせりな
ジラール・ペルゴの最新作
1791年に創業したジラール・ペルゴはスイスのラ・ショー＝ド＝フォンに本社を置く、高級時計を専門に、企画から製造まで一貫して行うマニファクチュールとして知られています。その進化はとどまることを知らず、数々の傑作を世に送り続けています。
中でも得意とするのが複雑機構の腕時計でして、新作の「トラベラー ラージデイト、ムーンフェイズ＆GMT」はまさにその好例だと言えます。
まずご覧いただきたいのが、美しさとユーモアに溢れた半透明のダイヤルです。その姿は小宇宙さながらで、トレンドを抑えた直径44mmケースの中には、いくつかの複雑機構が搭載されています。
主役級の働きをみせてくれるのが、8時位置にあるムーンフェイズ。高い精度を誇るうえに、コレクターボタンで調整できるそうですが、何にも増して驚きなのが、天の川中にある星のひとつにジラールペルゴのロゴが記されていること。このロマンチックな演出に拍手を送るしかありません（笑）。
12時位置に繊細に表示されるラージデイトは特許を取得。2枚のディスクのうち、片方を0.1mmの透明なディスクを使うことで、ディスクの重なりの境界線を完璧に消す美しい仕上げを実現させています。4時と5時の位置の中間には、第二時間帯を表示する便利なGMT機能を配置。ワールドワイドな活躍をする40男の皆様の頼もしい味方になるはずです。
それらをまとめ上げている、46時間のパワーリザーブと高い精度を誇る、自動巻きキャリバーGP3300-0109の存在も忘れてはなりません。
もうこれだけでも満足感でお腹いっぱいなのに（笑）、スイス屈指のマニファクチュールの懐の深さはこれだけで終わりません。サテンと光沢の交互仕上げのスティールまたはピンクゴールドのケースは、ラグの長さを計算することで予想を遥かに上回る、病みつきになるような装着感を作り上げています。
上品なかつスポティーな佇まいに、無類の複雑機構と、まさに価格相応の腕時計。必死になって買うようなものでもなければ、これ見よがしで付けるような時計でもありませんから。我こそはと思う40男の皆様、パートナーの許可を得たうえで、このロマン溢れる一本にぜひともチャレンジを！
Text： FORZA STYLE
GIRARD-PERREGAUX Traveller Large Date, Moon Phases & GMT
左から順に/
Ref.49655-11-231-BB6A、自動巻き（キャリバーGP3300-0109）、SSケース、ケース44㎜径、100m防水／188万円［税抜］
Ref.49655-52-232-BB6A、自動巻き（キャリバーGP3300-0109）、18KPGケース、ケース44㎜径、100m防水／359万円［税抜］
【問い合わせ】
ソーウインド ジャパン
03-5211-1791
www.girard-perregaux.com
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