同じショートパンツを2枚必ず買う理由とは?
34歳、只今イケフォー見習い中の編集部員サトシーノが小誌編集長の干場(ほしば)のコーディネートを徹底解剖! 第12回目は、この夏に知っておきたいホワイトショートパンツの穿きこなし方を伝授して頂きました。
サトシーノ「干場さん、今日はそれにしてもアッツイですね~。こんな日はやっぱりショーツなんですね」
干場「だな~。マジで溶けそう。今日は、対談のインタビュー取材だからジャケット着てきたんだけど......。ショートパンツで少しでも涼しくならないかな~と」
サトシーノ「確かに、本当に暑いですもんね。干場さん、そのショートパンツってどこのものなんですか?」
干場「これは、ラルフ ローレンのやつ。丈のバランスがひざ上でバランスが良いから好きなんだ」
サトシーノ「僕も、昨日たまたま白いショーツをラルフで買いましたよん♪ 確かに良いですよねん♪ ラルフのショーパンって。るんるん♪」
干場「おいおい、いつからカマキャラになったんだよ(笑)。ただでさえ、お前と格好がかぶって、俺とデキてる説が浮上してんだからヤメてくれ(笑)」
サトシーノ「イヤ~ん、るん♪ だってデキてるじゃないですか!」
干場「デキてねーし! つーか、なんでやねん。俺には、さらさらソッチの気はないから......」
サトシーノ「もう、イヤ~ん。っていうか、流石に干場さんでもショーパンは、裾とかお直しはしないですよね?」
干場「直しはしないけど......。必ず同じパンツをサイズ違いで買ってるんだよね。ジャケットで合わせる時用とカジュアルで着る時用でサイズを替えるんだ」
サトシーノ「マジっすか!? それは初耳!! 例えばどんな感じで替えるんですか?」
干場「今日みたいに、ジャケットの場合は、ほんのちょい細めのショートパンツのがバランスが良いから29インチを選んでる。トップスが大きいほうがイタリア人的バランスになるんだよ。リネンシャツだけとかの場合は、30インチに上げたりするんだ。大きいと腰穿きできるし、シャツとのバランスもいいんだ。それでぐっとカジュアル感が増すってこと」
サトシーノ「へ~! 着こなしの上で他に気をつけてることってあるんですか?」
干場「何か、今日は、カマキャラになったと思ったら、やたらとマジメな質問が多いな~(笑)。そうだな~カジュアルな穿きこなしの時は、パンツの裾もインチ上げると長くなるだろ? だからロールアップしたり、トップスのシャツやTシャツもややゆるめのサイズを選ぶかな。ピタピタなシャツでショートパンツもピタピタだと、ソッチの世界に人に見えるじゃん(笑)」
サトシーノ「確かに~!! こないだ買ったショートパンツがピタピタ過ぎちゃって、アソコが目立っちゃうんです。ポロ ラルフ ローレンじゃなくて、それってホモ ラルフ ローレンですね。るん♪」
干場「なんなんだよ! ホモ ラルフ ローレンって(笑)」
サトシーノ「あ、そうそうボロ ラルフ ローレンでしたね」
干場「そうそう、もうね。このラルフのポロシャツ着すぎちゃって、襟がね、ちょっとほころびて、ボロボロになっちゃって......。でもいい感じだろ、このウォッシュド加工が。ってなんなんだよ! ボロ ラルフ ローレンって!」
サトシーノ「モロ ラルフ ローレン」
干場「そう! 今日はさ、全身、モロ ラルフ ローレンなのよ。パンツもソックスも、ついでにね髪型もラルフさん真似て......って。なんなんだよ! モロ ラルフ ローレンって、フリむちゃくちゃだな!」
サトシーノ「ホボ ラルフ ローレン」
干場「そうそう! 今日は全身でラルフ ローレン着ているようにみえるかもしれないけど、実は、靴だけはブルネロ クチネリなんだよね~。だから言ってみれば、ホボ ラルフ ローレンってなんでやねん。途中から、全然関係なくなっちゃってるじゃねーか!」
サトシーノ「干場さん、流石!ノリツッコミ完璧っすね! 勉強になります~!」
干場「何だそれ! そんなとこ勉強してんじゃないよ~。って言うかさ、ラルフ ローレンの方々に怒られて謝罪に行くのは俺なんだから、変なノリツッコミさせるのやめてくれ。ちゃんと他に聞くことあるだろ?」
サトシーノ「えーっとですね.....ちょっと考えときます」
干場「取材内容考えときなさい! お前その場のノリでやり過ぎ~(笑)」
今日はここまで! 後編は、ショートパンツの干場流の着こなしをもっと掘り下げます。
Text:Satoshi Nakamoto
【関連記事】
【連載】「魁、干場塾!」
第11回 干場編集長、危機一髪!?
ハゲる確率80%をヘッドスパで救え! 後編 ①
【連載】「魁、干場塾!」
第11回 干場編集長、危機一髪!?
ハゲる確率80%をヘッドスパで救え!後編 ②