働き盛りの40代にとっては、なかなか馴染みがないかも知れませんが、近年、豪華客船に乗って旅をする「クルーズ」が注目を集めています。飛行機では味わえない優雅な雰囲気がその魅力です。
前回は、美しいギリシャの島、サントーニを巡る絶景スポットクルーズをご案内しました。第１回はコチラ。
『FORZA STYLE』では、旅のプロフェッショナルであるクルーズエージェント各社がお勧めする「一度は見たい世界の絶景スポット」を連載でご紹介していきます。
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氷河を間近で見られる絶景体験
旅のプロフェッショナルであるクルーズエージェント各社がお勧めする「一度は見たい世界の絶景スポット」。今回、推薦していただくのは、世界最高峰のクルーズ・ラインとも呼ばれ、旅慣れた方々から絶大な人気を誇るシルバーシー・クルーズのPRエージェント、岡部さんです。
「好奇心旺盛な大人の男性にこそお勧めしたいのは、なんといってもアラスカの氷河。シーンと静まりかえった海の上で眺める氷河は日本では見ることができない絶景です」
氷河とは、流動性をもった氷の集合体のこと。日本では数年前、日本初といわれる氷河が、富山県の立山と剱岳で確認されたそうです。
「氷河の中でも、とくにハバード氷河は圧巻。もしかしたら海に崩れ落ちる巨大な氷の様子も眺めることもできるかもしれません。これはとても迫力ある光景です」
アメリカのアラスカ州の州都・ジュノーの北西部に位置するハバード氷河は、北米最大級の大きさを誇る氷河で、全長122キロ、高さ90メートル、幅9.6キロにもなるのだとか。また、この辺りの海には、ラッコやクジラ、シャチ、アザラシなどが生息しているので、運がよければ、彼らの泳ぐ姿を見ることもできるかもしれません。動物好きの彼女を連れて行けば、きっと喜んでくれるはず。
©Silversea Cruses
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高級ホテルのようなラグジュアリー船
旅する船は、カナダのバンクーバーからアラスカのスワード間を航行するシルバーシー・クルーズのラグジュアリー船、シルバーシー・シャドー。全長186メートル、全幅24.9メートル、全室スイート・ルームという高級ホテルのような船で、きめ細かなサービスと質の高い料理が特徴です。シルバシー・クルーズは、料理や飲物、チップなどか全て料金に含まれる“オールインクルーシブ”ですので、わずらわしいことは一切考えず快適な旅を約束してくれます。
陸路で行くことは困難が予想されるので、こういう絶景スポットこそ、船で行くと快適です。大切な人と一緒に大自然を堪能する旅をしてみてはいかがでしょうか？ ドキドキ・ワクワクを経験することで、二人の距離がさらに近づくはずです。
クルーズコラム①
旅の理想形＝クルーズ
船に乗って様々な土地を巡る旅、クルーズ
2014年４月に国土交通省が発表した情報によると、2013年の日本のクルーズ人口（クルーズ旅行の利用者）は、23万8000人で、過去最高を記録したそうです。前年と比較すると約２万人も増加し、注目度の高さが伺えます。
そんなクルーズですが、皆さんはどんな旅を想像しますか？ 「リタイアした年配の方が行くもの」、「値段が高そう」、「船の中で何日も過ごすなんて退屈そう」……。そんなイメージをお持ちではありませんか？
とんでもありません。クルーズは、陸路と比較しても決して値段が高いわけではありませんし、年配者だけのものでもありません。船内の施設が充実した船も数多くあり、40代のカップルや家族が行っても十分に楽しめます。
日本の港から乗船し、長い船旅を経て寄港地に着く……。もちろん、そういったクルーズの旅もありますが、おすすめしたいのが、「フライ＆クルーズ」です。まずは飛行機で停泊地に移動してから、船に乗るというスタイルで、時間の少ない忙しい40代にうってつけの旅といえるでしょう。
FORZA STYLEでは、まだまだ日本では十分に情報が伝わっていないそんなクルーズについて連載で解説していきます。 次回の本コラムでは、体験者の話を交えたクルーズの魅力についてご紹介します。
Text：Koichi Fujimoto
【問い合わせ】
株式会社インターナショナル・クルーズ・マーケティング
03-5405-9213
www.silversea.jp
【バックナンバー】
クルーズで行く
「一度は見たい世界の絶景スポット」
▶VOL.1 「ギリシャ サントーニ島」
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