クラシック・モダンのスリムシルエットが登場
生地、型紙、仕立て、デザイン。スーツを構成する要素は4つに大別される。なかでも、生地の重要性は極めて高い。印象も着心地も、まずは生地次第だ。エルメネジルド ゼニアは生地メーカーとして興った歴史を背景に持つ、イタリアのラグジュアリーブランド。いまなお、その生地は世界中のテーラーが垂涎の眼差しを向けることで知られ、品質はハイエンドだ。そして、自社製のスーツはイタリアン・クラシックを具現化し、アンダーステイトメントの精神を根底に抱え、エグゼクティブ御用達として名を馳せる。エルメネジルド ゼニアのスーツに袖を通すことは、世界共通のステイタスでもあり、ビジネスのステージを上げる。
そのエルメネジルド ゼニアから、新ライン「フィレンツェ」が登場した。特徴は体形がスマートに見えるスリムシルエットと短めの着丈。従来はクラシック感が先行していたが、「フィレンツェ」ラインのスーツはモダニティを手に入れた。そのうえ、単に細いということではない。シャツスリーブの袖つけによるナチュラルショルダーで、十分に可動域が確保され、細身に見えるにも関わらず、動きやすい。
これは型紙と仕立のよさを証明する。デザインは3 ボタン段返りで、いたずらにモードへと足を向けず、クラシックの範疇に収めている。生地、型紙、仕立て、デザイン。スーツを構成する4つの要素、すべてが高次元で成立しているのが「フィレンツェ」ラインのスーツである。
エルメネジルド ゼニアの「フィレンツェ」ラインのスーツは、すでに人気を呼んでいる。購入層は40 代が中心。スーツを着始めた20 代、着こなしを試行錯誤した30 代を超え、スーツのイロハがわかった40 代に選ばれるスーツ。どんな相手であっても自信を持って商談に臨める。少し体形の崩れが気になりかけてもカバーできる。毎朝が前向きの気持ちになる。そう、このスーツは働き盛りの40 代にとって、理想の一着になる。
スーツ¥350,000、シャツ¥38,000、タイ¥22,000、チーフ¥13,000、ベルト¥42,000、シューズ¥87,000、バッグ¥195,000/すべてエルメネジルド ゼニア(ゼニア カスタマーサービス 03-5114-5300) 眼鏡¥36,000/アイヴァン 7285(アイヴァン PR 03-6434-5027) 時計¥1,380,000/ジラール・ペルゴ(ソーウインド ジャパン 03-5211-1791)
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