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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場の「エコラグ」

第9回 ヘインズのTシャツ

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エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

白いTシャツは、白いままに……、
まさにエコラグを象徴するアイテム!

スーツが似合う男。白いTシャツ&ブルージーンズが似合う男。女性に「格好良い大人の男性のスタイルとは?」という質問をすると、必ず出てくるのがこの2つの答え。スーツが似合う男とは、もちろんその裏に「仕事がデキる=お金を稼げる」、そんな意味が含まれています。

では、白いTシャツ&ブルージーンズが似合う男とは、どういう女性の心理が働いているのでしょうか? それは大人の男性として、きちんとした清潔な身体をしている、肉体管理が出来ているということだと思います。大人の男性にとって格好良いTシャツスタイルとは、格好良いデザインやお洒落なTシャツを着ているというよりも、大前提として白いTシャツが似合う身体であることや、白いTシャツがサラッと似合う清潔感があることなのです。
 
では、いったいどんなアイテムがベストなのか? いろいろ着用してきた結果辿り着いたのは、何てことはないヘインズの白いTシャツ。ヘインズといえば、アメカジで育った我々フォルツァスタイル世代には、3枚パックの赤いパッケージでお馴染みの定番中の定番アイテムです。そんな100年以上歴史のあるアメリカを代表するブランドであるヘインズの中でも特にお勧めしたいのは、近年、日本人のために開発されたジャパンフィットシリーズなのです。
 
素材はもちろんコットン100%で、古き良きアメリカを彷彿とさせるTOMPKINS編み機を使用。さらに洗い加工(ガーメントウォッシュ)が施されているので、パッケージを開けた瞬間から気持ち良く着られる工夫もされています。インナーとしても1枚でも着られるように、厚すぎず
薄すぎず透けないのもポイントです。
 
シルエットも赤パックが日本で1番売れていた90年代前後のアメリカ製のものとは異なり、一般的な
日本人の体型を研究して似合うようにアレンジ。着丈は短くなり、アームホールも小さく、日本人の体型にフィットするようにタイトに仕上げてあります。襟裏のタグも気にならないようプリントに変更していたり、丸胴編みで縫い目もないのでストレスフリーで気持良く着ることができます。
 
白いTシャツは、清潔感をキープしつつ、白いまま着たいからこそ、コストパフォーマンスを大切に考えるのがエコラグの考え方。2枚で2,300円(+Tax)という価格で、本質的な男の格好良さが手に入るのであればとても魅力的なのではないでしょうか。白いTシャツ&ブルージーンズが似合った白洲次郎のように、知性を磨き、肉体を鍛え、中身のある男にこそ、Tシャツのオリジンであるヘインズを着て欲しいのです。ぜひ、ワードローブに加えてみてはいかがでしょう?

Photo:Yasuhisa Takenouchi
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。



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