「息子は大学でスポーツをやっていますが、点を入れれば『オオタニさ~ん』ですし、バイト先でも『オオタニさ~ん』です。しかも、息子は下の名前が大谷選手に少し似ているので、『惜しい』とか意味不明なイジりをされています」
息子さんのバイト先には、他にも苗字イジりに遭っている人が複数いる。
「オミさんという苗字の人は、新型コロナのオミクロン株が流行った時は『オミクロン』と呼ばれていたそうで、その人は株の名前をニュースで聞いた時『これは言われるな』とすでに覚悟していたんだそうです」
この先息子さんが就職した先でも、苗字を揶揄するような呼び方をされるのではないか、名前いじりをいつまでもされはしないか、とはな子さんは余計な想像をしてしまう。
「今は何でもハラスメントと言われるややこしい時代です。人間、ちょっとくらい人をからかうことはあるし、そんなことで騒ぐのは行き過ぎだとは思います」
RANKING
2
3
4
5
2
3
4