■デザインと生地の実力は?
本格的なワークテイストのデザインと素材感で、今シーズン特に注目を集めている『ユーティリティジャケット(デニム)』。
色の濃いインディゴデニムを使用しているため綺麗めな装いにも合わせられ、コーディネートしやすいというのがポイントです。ワークウェアながらゆったりとしつつも現代的なシルエットにより、モダンで洗練された印象をプラスすることが出来ます。
ボリュームのある襟もデザインとして際立っており、首元はトップボタンを外す事で絶妙な開き具合に。60年代以前のワークウェアに多くみられる猫の目のような形状のボタン、通称"猫目ボタン“を採用している点も見逃せない好ディテールです。
マットな質感なので悪目立ちせず、経年変化で馴染んでくれればさらに雰囲気も増していくでしょう。
フロントに備わっている特徴的な大きいパッチポケットは、実用性はもちろん大胆なデザインが良いアクセントになってくれています。
しっかりとコーディネートの主役となる3ポケットのシンプルなデザインが好印象です。さらに右胸の裏地にポケットが付いているのも嬉しいポイントですね。着丈のバランスも秀逸です。
そして、袖口を見ると気の利いたディテールを発見。実はこの斜めになっているボタンホールも、古いワークウェアに多いデザインなんです。違いは横か斜めかのたったそれだけですが、実際に着用してみるとボタンの着脱が快適に感じられるはずです。
生地はもちろんコットン100%の本格デニム。今シーズンはユニクロのデニムの悩みのひとつである独特の染料のニオイもなく、多くの人に受け入れられるデニムとなっています。生地も程よく地厚なので、3シーズン着用可能です。アウターとしての使い勝手の良さとクオリティの高さを兼ね揃えた、高コスパアイテムに仕上がっていました。
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