着こなしを間違えると最悪です。
「バーバリーのトレンチコート」と言えば、クラシックスタイルの代表格で、イケてる紳士であれば一着は持っていたいアウターです。
そもそもトレンチコートは、イギリス陸軍から塹壕戦のための水に強いコートを開発するようバーバリーが要請を受け、ボタンのないタイロッケンコートを発明したことがきっかけなんです。これがバーバリー飛躍のきっかけにもなり、イギリスの強さを支えました。
スーツに合わせるもよし、スーツまでは行かないフォーマルスタイルに合わせるもよし、で万能なトレンチコートですが、たまに残念な着こなし方をしている人もいますよね。
今回はトレンチコートの着こなし方をご紹介します。
ポイント①丈に注意
ここがダメだと台無しです。
丈の長さはトレンチコートを着こなす上でも最重要なポイントです。
適切な長さは、ズバリ膝下丈です! 膝丈でも良いのですが、腰のベルトで絞ることを考えると、少し長い膝下丈がちょうど良いんです。
ポイント②ギュッと絞ろう
エレガントにいきましょう。
コートはウエストと袖口の絞りが強調されてなんぼです。
ウエストをベルトでギュッと絞って裾がフレアになっているのがとてもエレガントなんです。ウエストのベルトを後ろで結んでいる人がいますが、あれは絶対NGですよ。
「『ピアニストを撃て』の頃のシャルル・アズナブール」のイメージなんてどうでしょうか。
映画やドラマから着こなしのヒントを得るのも良いですよ!
ポイント③色かぶし
中の着こなしも重要です。
ポイントは色かぶしです。茶の色を拾いながらコーディネートを組むと良いでしょう。上の画像では、ツイードのセットアップにニットベストを合わせています。
こちらはボタンがなく、前と後ろで止めるタイロッケンコート。
茶無地のジャケットに、コットンのトラウザースを組み合わせています。ここにレイバンのサングラスを足すとダンディーな仕上がりになりますね。
いかがでしたか? やはりバーバリーのトレンチコートは奥が深いですよね。
今回ご紹介したポイントに注意しつつ、ご自分なりのスタイルを見つけてバーバリーのトレンチコートを楽しんでみてくださいね♪
Text:FORZA STYLE