「除夜の鐘を聞きながら、私だけ外で洗車」ヤバすぎる嫁イジメに決着をつけた、義両親のとんでもない秘密。

アカリを待っていたのは、大掃除も何もかも手つかずで雑然とした家だった。お茶の一杯も出さず、部屋の掃除、風呂のカビ取り、トイレ掃除、窓磨き、障子の張り替えなどを指示してくる義母。

「私が掃除をしている間、義父と夫は連れだってどこかに出かけているか、居間でテレビを見ながら飲んでいるかで、私だけが義母に監督されながら夜遅くまで掃除を続けていました。大晦日の年が変わる瞬間、私は外で洗車、義父・義母・夫の３人はコタツでぬくぬくしていたことが、今でも忘れられません」

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当然のように、新年のお節料理もアカリはほとんど食べられなかった。アカリが食卓につこうとすると、義母がなんだかんだと用事を言いつけてくる。夫の健太に文句を言っても、

「母さんはベテラン主婦だから、君が嫁として成長できるようアドバイスしてくれてるんだよ。決して悪気があってやってるわけじゃないし、素直に従ってよ」

というばかり。結局１月２日までの４泊５日で、食事もろくにとれなかったアカリはフラフラになり帰宅。残りの正月休みは寝込んで過ごしたという。

多くの家庭トラブルを解決してきた危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏が言う。

「年末年始やお盆の時期は、モラハラ姑が妙に張り切る季節です。本来なら妻をかばうべきなのに、見殺しにしたり、逆にモラハラ姑に加勢するバカな夫も後を絶ちません」

ヤバすぎる嫁イジメに心身ともに蝕まれていくアカリさんだが、事態は思わぬ形で急転する。

衝撃の次回では、姑への復讐レポートを詳報する。

ライター　佳波聖子