【後編】林間学校のおねしょ対策。1時間おきにトイレに行かせろ！と叫ぶモンペ母の悲しい本当の姿

「養護教諭は、遅れてすみません！とあたかも母親との話し合いに参加する予定だったと言わんばかりの対応で入ってきてくれました。一瞬静かになったと思った母親はまた、養護教諭に対しても同じ主張を繰り返しました」。

一通り話を聞いた養護教諭が、逆に母親に質問をしたんだという。

「お母さんは毎晩、1時間おきにお子さんを起こしておられるんですか？と聞いたんです。すると母親は少し困った表情を浮かべていました。養護教諭はそのあと、畳みかけるように週に何度くらいおねしょをすることがあるんですかとか便秘の症状がないですかとか、夜尿症について病院に相談したことがありますかとか、母親に質問を投げかけました」。

母親はいえ、あの…としどろもどろに。一気に勢いをなくし、しまいには少し涙声になってしまったんだという。

「よくよく話を聞くとおねしょをするのは、半年に1度あるか、ないかくらいで回数がひどく多いというわけではないそう。しかし、男児はおねしょをするととにかく隠すんだと母親は話しました。バレぬように衣類や布団カバーを自分で洗うこともあるそうです」。