■デザインと生地の実力は?
ディテールは、癖のないシンプルな5ポケット。各所パーツに関しても、安っぽいという印象は全くありません。しっかりとウエストで穿ける股上の深さも◎ 試着してみたら「あれ? 意外と細い……」なんて心配もなく、太ももから裾に向かって僅かにテーパードした王道のシルエットは、体型問わず万人に似合うはずです。
多くのジーンズブランドやデザイナーズブランドと違い、パッチやタブ、そしてステッチといったデザインの一切が無い"ミニマルな後ろ姿“もこのジーンズの魅力です。
良い意味で特徴が無いため、「それどこのパンツ?」「これユニクロだよ」なんて会話になる事もあるくらい、"ユニクロバレしない“というのもポイントですね。
そしてやはりこの裾が最大のポイントです。ジーンズの"耳(セルビッジ)“という言葉を聞いた事がある方は多いと思います。通常のインディゴとは違い、ブラックに白のセルビッジが良いアクセントですね。そしてジーンズ好きにはとっては、裾が"チェーンステッチ“というのも刺さるポイントではないでしょうか。
もちろん生地は、リーバイスへも生地を供給している事で知られる日本のカイハラ社。綺麗に染まった漆黒のデニムは、装いをスタイリッシュにみせてくれます。経年変化もゆっくりと時間をかけて楽しめそうですね。これで3990円は買わなきゃ損! といっても過言ではないレベルです。コレは本当に、ユニクロ恐るべし! のクオリティです。
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