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干場の気絶ブログ【世界中から注目が集まったブレゲの新作腕時計とは?】

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「時計の歴史を2世紀(200年)早めた!」と称えられる天才時計技師、アブラアン-ルイ・ブレゲが、1775年にパリで創業した名門時計メーカーがBREGUET(ブレゲ)です。

数ある高級時計ブランドの中でも世界最古の歴史を持つ時計メーカーのひとつで、顧客リストの中には、ウィンザー公やナポレオン、マリー・アントワネット、ウィンストン・チャーチルをはじめ、歴史上でも知られる錚々たる方々が顧客に名を連ねたことでも知られています。

そんな「ブレゲ」から、超絶話題の新作腕時計「Type XX」が、2023年の6月6日の、世界同時発表・発売されるということでご招待いただき、フランス、そしてスイスの出張に行ってきました。
 
まずは、ル・ブルジェ航空宇宙博物館へ。

「ブレゲ」が実際に製作した数々の飛行機を実際に見ながら、歴史を学ぶことに。

 そして、航空宇宙博物館内に設けられたブレゲの特設展示ブースでは、1950年代初頭からフランス空軍に供給してきた堅牢で特別な仕様のクロノグラフウォッチ「Type XX」の第1世代〜第3世代を見たり、実際にムーブメントを組み立てたさせてもらったり、ペルラージュ模様を体験させてもらったりしました。

 お昼は、あのコンコルドが2機も展示されているとてつもない広大なスペースでシャンペンを飲みながらのランチ。聞けば、コンコルドに搭載されている計器もブレゲが担当されていたんだそうです!!凄すぎます。

 その夜は、フランスのパリにある荘厳な市立プティ・パレ美術館で行われた「ブレゲ」の新作腕時計「Type XX」のガラパーティへ。

タキシードとドレスに身を包んだジャーナリストたちが世界中から集まり、それはそれは華やかなパーティでした。

久しぶりに、LEON編集長の石井君と。

『LEON』が創刊して間もない頃から、毎号死にそうになりながら化け物雑誌を創って来た同志です。

ブレゲの社長にもお会いしましたが、とっても素敵な方でした。

クロノグラフ愛好家の間でも広く親しまれてきた「Type XX」は、航空の歴史とともに70年近くに渡り象徴的な地位を築いたパイロットウォッチで、今回は2 つのバージョンが発表されました。

1 つは最高級の民間用をベースにしたもの(写真左)。

もう1 つは軍用モデル(写真右)。

今回のコレクションで最も重視したのは、過去から着想したモデルで構成しながらも、技術とデザインのどちらの点でもコンテンポラリーなものにすることだったそうです。

キャリバー728(民間用)と、その派生キャリバー7281(軍用)は開発に4年を費やし、複数の特許出願も行われたんだとか。男っぽさの中にも、エレガンスを併せ持つ4代目にあたる今回の「Type XX」。価格はどちらも235万円(税抜)です。皆様はどちらがお好みでしょうか? 

翌日は、スイス・ジュネーブに移動し、ジュウ渓谷にある「ブレゲ」の工房へ。

職人による前代未聞の超絶技術を見せていただいたんですが、中でも感動したのが「ブレゲ」が1800年頃に開発したのが、シンパティッククロック。

クロック(置き時計)とウォッチ(腕時計)が分離する非常に珍しい時計です。腕時計は、時刻を音で知らせるミニッツリピーターの機能が備わっていて……。

日中は腕時計を身につけ、1日が終わり置き時計の上部を開き腕時計をセットすると、夜のうちに巻き上げてくれ時刻を調整し、正確な時刻を刻むようになるというものです。

 

最初は懐中時計をセットしていて、そののちに手巻き(自動巻きに近い)の腕時計をセットすることが出来るようになったんだとか……。なぜ? このようなシンパティッククロックなる変態時計を創ったのか?  

それは天才時計技師であるブレゲ自身が、毎日腕時計を巻き上げるという行為を、煩わせないようにするために誕生させたんだそうです!!

天才は考えることが違う! 

天才は創るものも違う!

歴史はお金では買えない!

今回の出張では、世界最古の腕時計ブランド「ブレゲ」というブランドの底力を見た気がしました。

ちなみに発売と同時に店頭に並ぶそうです。世界的に注目されている腕時計なので、欲しい方はお早めにブティックにお問い合わせ下さいね。詳しくは、『FORZA STYLE』のYouTube
でも紹介していますので、そちらをご覧くださいね。

 

あれ? 何の話をしてたんでしたっけ?(笑)

hoshiba



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