永久不変の洗練されたデザインは、クロスと並ぶ新たなアイコンになる予感!
第573回目は、ダミアーニのベル エポック・リールです。
昨今人気のモノグラムやロゴモノと同様に、ジュエリーの定番モチーフは、それ一つだけでラグジュアリー感を醸し出し、ブランドをアピールできるのが魅力かと。相手からも「それって〇〇の××だよね」と、小さいながらもその認知度は絶大で、老舗ジュエラーの名品ほど顕著です。「ダミアーニ」の「ベル エポック」もその一つで、当連載でもブランドの“顔”としてご紹介してきました。そんな名品ベル エポックから新たなコレクションが誕生したので、改めてご紹介を。
昨年新たに仲間入りしたのがこちらの「ベル エポック・リール」。映画のフィルムにインスパイアされ、コレクションを象徴するサークルとレクタングルをリール状にセット。モダンでスタイリッシュな印象を与えます。もちろん、これだけではありません。ベル エポックのクロスにもみられた、もう一つの象徴たる“動き”が本コレクションにも継承されているんです。実はコレ、中央に配置されたサークルとレクタングルが回転する仕組みに! その様子は、文字通りフィルムの“リール”のよう。
永久に繰り返されるモチーフがインフィニティを表現する一方で、古き良きフィルムとデジタル時代のダイナミックなムードを感じることができます。フランス語で「良き時代」を意味するベル エポックの名に相応しい逸品です。想いを込めて大切な人にギフトするもよし、クロス同様に“顔”と称される日も遠くありませんから先取りするもよし。身につける人に極上のエレガンスを届けるのは言うまでもありません。
回転するサークル&レクタングルの上下にセットされたのは、最高級のダイヤモンド。ホワイトゴールドとダイヤモンドの輝きが、洗練された上品さを醸し出しつつ圧倒的な存在感を演出します。
ダイヤモンドの有無から、ピンクゴールドやイエローゴールドなど、バリエーションも実に豊か。自身のスタイルに合わせたアイテムを選ぶことができます。色違いで大切な人とお揃いでつけるのもオススメです。
首元で輝きを放つネックレスもご用意。チェーンにあしらったブランドのイニシャルがさり気ないアクセントに。存在感抜群とは言え、アイテムそのものは小ぶりなので嫌味にならずにリッチな雰囲気を演出。リングと同様のカラーバリエーションで展開しています。
単品付けはもちろんのこと、時計との相性もバッチリなバングルもラインナップ。視線の集まりやすい手元に身につけるだけで、ワンランク上の上品さをアピールできちゃいます。ドレスやカジュアルを選ばずに着けられる汎用性の高さも魅力です。
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
ダミアーニ 銀座タワー 03-5537-3336