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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「子供より早く、ドンドン先生が消えていく…」現役教師が絶句。文科省の「どうしてそっちへ?」的、無策すぎる迷走

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「そもそも、6月の頭に試験を……とか3回生の時にも試験を受けていいよという制度変更は、現場の状況を知らない人が考えたものだとしか思えません。

現状では教育実習を5~6月に実施するケースが多いので、教員を志望する学生たちは、教育実習中に試験を受けることになってしまいます。

教育実習って、結構大変だし、そこで経験したことがその後の進路決定にも大いに影響を与えてくる。そんな大事な時期なのに試験を受けなければいけないとなるとこの制度の改定は改悪なんじゃないかってみんな言っていますよ」

信子さんはそう話しながらため息をついた。

「東京都では、大学3年生から教員採用の1次試験を受けてもいいなんて制度も設けていますけど、3年で1次試験に受かったから他の企業に流れないかと言うと、そんなこともない。

試験の回数を増やすことで、教員志望の学生たちのチャンスは増えますけど、そもそもその教員志望の学生が少ないということが問題なのです」

そんな信子さんの言葉と同じような話をしてくれたのは、関西で企業勤めをしている愛理さん(仮名)27歳だ。



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