その人間の発するアイデンティティーを、写真や文章で表現する世界。 風景写真や物撮りの合間に時折写る「自撮り」や「他撮り」を垣間見て、その女性のセンスや生き方を感じる様子は、まさに平安時代の「文」のようなツールなのかもしれませんね。
しかし、現代では「詐欺だ!」と何かと口うるさいのは、お相手の素顔まで垣間見る為には、「マスク」→「加工」→「メイク」という、3段落ちさせないといけないからです(笑)。
ですので、もし、お食事に行く機会までに時間があるのであれば、ちょっとお互いの「垣間見タイム」なんて風に、マスクの下をチラ見せできる機会などあれば良いですね。SNSで垣間見させちゃうのもアリです。
©︎gettyimages
そこで、お互いがお互いの理想通りの光景を目の当たりにして、恋愛へと発展するのもよし。夢の半ば、「やっぱり違ったー」みたいになるのも想定内です。
というのも、女将の経験上、残念ながらマスクを取った時に、その妄想を超えてくる事はほぼ無いです(涙)。
ですが、振り返っていただきたいのは、やはり、「人を好きになる時間」というのは、自分にとって物凄く幸せな時間だと思うんです。 何もなかった毎日より、恋をしていた毎日の方が、より日々が充実していたと思うんです。
ですので、ダメだった場合は、単純に恋が実らなかったという結果で、それは、コロナ禍でなくても同じだったと思います。
RANKING
2
3
4
5
2
3
4
5