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LIFESTYLE 女たちの事件簿〜沢木文の【婚外恋愛ファイル】

「お帰り、ご飯あるよ」「何それ、イヤミ?」凡人夫が悔し泣き。「仕事がデキる妻の、あまりにも扱いにくい人格」

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ライター・沢木文が、コロナ禍中でも花開く、婚外恋愛のリアルについて紹介する。

政府主導で女性活躍推進施策が打たれたのは、2003年のことだった。小泉純一郎内閣は、「女性管理職を増やし、2020年までに30%にする」と目標を掲げた。

しかし、この目標は年々後ろ倒しされ、2022年7月発表のデータでは、女性管理職比率は9.4%(帝国データバンク調査)に留まったままだ。

「妻のほうが仕事ができるというのは、男として微妙なものがあります」と語るのは、損害保険会社に勤務する横田紀明さん(仮名・35歳)だ。妻は同期入社した女性で、結婚6年だが、レスは4年、すでに離婚秒読みだという。

「妻とは部署混合の飲み会で知り合いました。イケイケな男の先輩が、新卒のかわいい女子社員にお酒をすすめていたんですけれど、妻がそれに気づいて“私がいただきますよ”と代わりに飲んで、先輩を撃退。“強い人だな”と思いました」

妻はキッパリとした性格だった。おかしいことには「NO」といい、意義がある仕事は全力で頑張った。顧客はもちろん、保険代理店のケアもきめ細かに行い、新規開拓もしていった。

「妻は体育会系で熱血。頑張るタイプなので、地方の有力者からのウケがいい。“新人のエースだ”と言われていました。僕は地味にコツコツ頑張るタイプ。勉強もそうですが、着実に穴を埋めていくタイプです」

そんな二人の距離を縮めたのが音楽だった。共通のバンドが好きなことを偶然知り、一緒にライブに行くうちに、妻の方からアプローチをしてきたという。2人が27歳の頃だ。



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