黄色を制せばファッションを制す……?
今年も多種多様な装いを見せた2023春夏ロンドンコレクション。マスクを被った個性的なものから奇抜なドレス、そしてセットアップといった身近なものまで様々でした。
そんな中でも注目したいのが「黄色」の色合わせ。春夏の明るいイメージに合う黄色ですが、全体的に黒や紺、茶色など暗くなりがちな秋冬のコーデにも明るい黄色は差し色として活躍します。
そんな黄色の色使いが各所で見られた今回のロンドンコレクションから色使い例をご紹介! 春夏の色使いがメインですが、これからの季節にも使えるノウハウが眠っているでしょう!
黄色×青
青がパッと目につく豪華なドレスですが、ネックレスに注目。ゴールドでかなり大ぶりなネックレスはかなりインパクトがありますよね!
ゴールドは黄色に近い色ですから、差し色として十分の効果があるでしょう。わざわざ黄色いマフラーや黄色いバッグを買わなくても、ゴールドのアクセサリーであれば汎用性もさらに高くなり、ウィンウィンではないでしょうか。
また、このように寒色や暗い色がメインのコーデの時は差し色となる暖色も小ぶりすぎず、思い切って「差し色」としてしっかり認識できる大ぶりなものが良いのかもしれませんね!
黄色×オレンジ
このように同系色の組み合わせももちろん◎
黄色が特に目立つ太陽のような夏らしいスタイルは季節感がないのでは?と疑問に思う方も多いでしょう。しかし、パッとした明るさがある色だからこそアクセントになる色とも言い換えることができます。
例えば彼女が履いているショートパンツの柄は、些細ながらも黄色が織り込まれていてさらに明るさがアップしていますよね。このようにさりげなく黄色が柄の中に入っているものを選べば秋冬でも浮きすぎず、かつ程よい明るさも保つことができるでしょう。
また、先ほどと同様、ピアスやメガネなどのアクセサリーに黄色を用いれば一気にオシャレ上級者になることができること間違いなしです!
黄色×紫
最後は全身パステルカラーのスタイル。淡い紫がまさに春を感じさせる装いですよね! どこに黄色が?と思う方もいらっしゃると思いますが、それはなんとヘアカラー。
ゴールドは黄色に近い色と先ほども記述した通り、金髪も色合わせの一部になるんです。しかしなかなか海外の方のように綺麗な金髪にするためには犠牲にしなければいけないものも大きいでしょう……。
髪色を変えるまではいかなくても、パステルカラー同士であればハロウィン感をなくすことができます。濃い紫色でも白に近い黄色で合わせれば秋冬でも浮かず、良いかもしれませんね!
今回は2023春夏ロンドンコレクションより黄色の使い方に注目してみました。使いにくい色では?と思った方も、ゴールドなどより広く黄色を捉えれば気軽に取り入れることができるでしょう!皆さんも暗くなりがちな秋冬を黄色で乗り切ってみてくださいね!
Text: celebrity watchers☆AF