大人のためのローテクとはまさにコレ!
第67回はチャーチのスニーカーです。
大人らしい格やエレガンスを決定づけるのは、いつの時代も足元にあり。それはスニーカーでも同様です。若者と差をつけるならなおのこと、ひと目でラグジュアリーとわかる一足を選びたいところ。そんな時に革靴で名を馳せた老舗ブランドのスニーカーが頼りになります。
「チャーチ」は1873年に靴の聖地で知られるノーザンプトンで創業した、名門中の名門。レザーシューズで培った技術や上質な素材選びはスニーカーにも継承され、履いた瞬間に他とは一線を画す上品さを提供します。そんな同ブランドの今季新作が「ボーランド2」。
一見するとベーシックなコート系スニーカーですが、注目すべきはアッパーのレザー。非常にソフトな質感とコンフォートな履き心地をもたらすディアスキンをメインに、トゥをスエードで切り替え。クッション入りの履き口が、さらに快適さを後押しします。ブラックで切り替えたヒールタブとシュータンがさり気ないアクセントに。
お洒落なスニーカーは数あれど、シンプルなローテクでラグジュアリーな印象を添えるのは、チャーチだからこそ。コーディネートを選ばず、それでいてコーデを上品にアップデートする一足は、大人がこなす旬な装いに最適です。
上品なアッパーに対し、適度なポップさとほんのりクラシック感を匂わせるソール。大胆にあしらったブランドロゴが、遊び心を演出します。
トゥキャップはスエードで切り替えを。同色ながらも素材の違いで立体感を出し、奥行きあるスタイリングを可能にします。
ブラックで切り替えたクッション入りのシュータン。レタードロゴをプリントが足元での格上げに一役買っています。
アザーカラーにスマートな雰囲気のネイビーがラインナップ。切り替え部分はホワイトを採用し、クリーンな印象に。休日のカジュアルスタイルだけでなく、ビジカジにも応用できるので、汎用性の高さは文句なしです。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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チャーチ クライアントサービス 0120-80-1873