リュクスに格上げするガンチーニが、スニーカーでも味わえちゃいます
第46回はサルヴァトーレ フェラガモのスニーカーです。
大人のスニーカーにおいて、メゾンの一足は頼りになる存在。たとえストリート感の強い一足でも、カジュアルになりすぎずしっかりと上品さを香らせますから。ともすれば、狙い目はやっぱりアイコニックなロゴモノ。数々の著名人の足元を彩ってきた「サルヴァトーレ フェラガモ」の「ガンチーニ」は、数あるメゾンスニーカーの中でも大満足頂けるはず。
1950年代に登場したガンチーニは、馬を繋ぎ止める鉄製のダブルフックがインスピレーション源だとか。70年代にブランドの象徴として確立し、数年前には初のモノグラムコレクションを展開するなど、今もなお世界中で愛されているアイコニックなデザイン。特にメンズにおいては革靴や革小物で注目を集め、エレガントな大人を象徴するアイコンであります。
そんな格上げロゴは、スニーカーにも度々使われ今季の新作も例に漏れず。ぽってりとしたルックスが存在感を示すボリュームスニーカーは、ガンチー二をモノグラムでデザイン。随所にあしらったカラーやレザーの切り替えが、ストリート感とラグジュアリーさを両立。キレイめコーデのハズしにもうってつけです。
旬なスニーカースタイルに、大人の上品さを加えたいならメゾンは筆頭株。スターの靴職人と称された、サルヴァトーレ フェラガモならスニーカーと言えど一級品であることは間違いなく、最適解と言えるでしょう。
軽量でクッション性の高いEVAソールを採用し、足にフィットするクッション入りのアッパーも相まって、履き心地は快適そのもの。
アッパーにあしらわれたモノグラムは、ジャカード生地で構築。目を引くとともに、クラシカルな雰囲気が実に今どき。
見るからに軽快なナイロンとナッパレザーのコンビスニーカー。バスケットボールシューズにインスパイアされた一足は、サイドにガンチー二のデカロゴをオン。あくまでシンプルに徹しているので、コーデに合わせやすいのも魅力です。
一見シンプルなローテクスニーカーは、よーく見ると同色のラバーでブランドロゴをオン。そしてガンチーニは敢えてライニングに。こうしたさり気なさもメゾンらしいラグジュアリーなアプローチかと。天然素材とリサイクル素材をブレンドした、環境に配慮したモノ作りも見どころです。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
フェラガモ・ジャパン 0120-202-170