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FASHION 百“靴”争鳴

伊勢丹にて1ヵ月で150足という記録的なセールスをマーク! 新星ハロゲイトの靴とは? Vol.1

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百靴争鳴。日夜美しい靴作りに情熱を燃やし合う、異色の靴職人たちへのインタビュー集。

飛ぶ鳥を落とすように伊勢丹で売れまくった出来立てホヤホヤのシューブランドがある。その名は、ハロゲイト。

複数のスペシャリストからなるチーム態勢を採るブランドだ。主要メンバーのひとりが、松田哲弥さん。日本にはほとんど存在しない、ピンの木型職人である――

匿名のスペシャリストがインドでつくる靴

ハロゲイトはインドの工場につくってもらっています。

はじめてその工場のサンプルをみたときの感動は忘れられません。一目みて、すごいと思った。変な癖がないんです。自分が目指すクラシックをかたちにすることのできる潜在力を感じた。イギリスの下請けとして鍛えられただけありますね。

インドの製靴産業はイギリスの生産拠点として発展してきた歴史があります。そしていまや中国に続く第2位の規模を誇ります。年間生産足数は2016年の統計で22億足あまり。世界でつくられる靴の1割を占める計算です。

自分はインドの人々がつくるこの靴をみんなに履いてもらいたいと思った。そうして信頼の置ける仲間とチームを組んで立ち上げたのがハロゲイトです。チームは靴のインポーターやデザイナーとして鳴らした複数の人間で構成されます。工場の経営者はメンバーの友人でした。

メンバーの名前は明かしていません。なぜならば下手なイメージがつくのを避けたかったからです。人よりもブランドで勝負したかった。自分は(この靴の要となる)設計者という立場なので、しぶしぶ出ている感じです(笑)。



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