段々と日が暮れるのを早く感じるようになってきた今日この頃。街並みも装いもどんどん秋めいてきて、季節の移り変わりを目で楽しむのも素敵ですね。ですがせっかくのこの季節、自分のファッションだって秋らしくチェンジしちゃいませんか?
というわけで今回ご紹介するのは、足元から秋らしさを演出してくれるアイテムスエードスニーカーです。
スエードにはしっとりとした温もりがあるので、肌寒くなるこの季節にはまさにぴったり。起毛させた毛によって革表面までの距離ができ、革の内部まで水が浸透しにくい特性があるので雨の日にも履くことができるんです。スエード生地の靴はナチュラルな素材感で野性味を感じさせながらも、足元をチャーミングかつエレガントに飾ってくれますよ。
ここでは、そんなスエードスニーカーのおすすめの色とその魅力を見ていきます。
秋の定番ブラウンスエード
さまざまなカラーバリエーションがあり、どんな季節にでも合わせられるのもスエードスニーカーの素敵なところですが、秋におすすめとなると外せないのはこの色。
まずは秋の定番カラー、ブラウンから見ていきましょう。こちらは「プラダ」のスリッポンタイプのスニーカーです。
カジュアルな印象が強いですが、実はブラウンスエードのシューズはビジネスシーンでも取り入れることができるアイテム。特に、ビジネススタイルがカジュアル化している今の時代であればこそです。
「アズーロ・エ・マローネ」という言葉がある通り、ブラウンは青系統のカラーと相性がいいというのもビジネスシーンにおすすめしたい理由の1つ。茶色の補色は暗いトーンの青で、正反対の印象を与える補色の関係にある色同士は、お互いを引き立てる効果があるので、メンズのアウターに多用されるネイビーとは好相性なんです。
シックに決めすぎないためのグレースエード
続いてはグレーです。こちらはフランスで生まれた老舗スポーツブランド「ルコックスポルティフ」の一足。
カジュアルすぎず、上品で、軽やかという大人にちょうどいい魅力のあるグレーのスエード。全体がシックになる秋冬のカジュアルコーデですが、グレーとホワイトという軽いトーンを足元に持ってくることで軽快さを、スエード生地を持ってくることでラグジュアリーの要素をプラスできるのが嬉しいですね。
白Tをインナーに使ったスポーティなスタイルとも相性抜群ですし、黒でカッチリ固めた都会的なコーデのハズしとしても効果的です。この色とデザインなら流行に左右されることなく、1年中履けるので、秋だけと言わずに他の季節の相棒にもおすすめできますよ。
ラグジュアリーな爽やかさのホワイトスエード
ホワイトのスニーカーといえば、まず想像されるのは爽やかさでしょうか。スエード生地の白スニーカーももちろん爽やかなのですが、それに加えて他と一線を画する魅力を持っています。
例えばこちらは「セルジオ ロッシ」の一足。ホワイトを基調に、シューレースとソールをグレーに切り替えることで、カジュアルすぎないシックなルックスになっています。
目を引くのは毛足の短いスエードのマットな質感。ただ爽やかな白スニーカーというだけではない、大人のラグジュアリー演出に一役買ってくれるのです。スエードだからこその魅力が光るのがホワイトのスエードスニーカーだと言えますね。
ここまで、この秋におすすめしたいブラウン・グレー・ホワイトの3色のスエードスニーカーを紹介してきました。高級感があり、大人っぽさがありながらも柔らかい印象を持つスエード生地。その生地感が生かされたスエードスニーカーは、スニーカーのラフさとスエードの上品さを併せ持った、まさに最強シューズです。
これまで「大人の男のスニーカー選び」でご紹介してきたことも参考に、スエードスニーカーをコーデに取り入れて足元から秋を迎えてみませんか?
Text: FORZA STYLE
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