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突如の干場のグレーヘアがインパクト大なこの動画。
まだコロナの影響はほとんどなかった2020年1月。高島屋バイヤーの久曽神健さんとともに、あの有名生地メーカー「REDA」社の本社工場を取材をしてまいりました。そこでわかったのは、「REDA社って本当にスゴイ!」ということ。「これまで見てきた工場と全然違う!」と干場も興奮する、そのスゴさをクイズ形式でお届けいたします。
【REDA社、そしてレダアクティブのスゴさがよ〜くわかる! タカシマヤ スタイルオーダー サロン クイズ!】
Q1 今季のタカシマヤ スタイルオーダー サロンが推奨するスタイルは?
①ブリティッシュ調のカッチリとしたスーツスタイル
②ほどよいさじ加減のビジネスカジュアル
③イタリアンテイストのエレガントなドレススタイル
Q2 メンズファッション界で、いま最も注目されている生地メーカーといえば?
①RADA社
②REDA社
③RIDA社
Q3 REDA社のアーカイブルームにずらりと並ぶ生地。最も古いものはおよそ何年前?
①100年前
②70年前
③50年前
Q4 布の染め方には3種類ありますが、REDA社は主にどの染め方を採用している?
①反染め(たんぞめ):反物を染める
②先染め(さきぞめ):糸を染める
③トップ染め:綿を染める
Q5 綿を梳くときに出てしまう短く細かい繊維。REDA社はその繊維をどうしている?
①ゴミとして処分する
②焼却し、その熱を利用して火力発電をしている
③自社でパッド状にして、再生中綿を作る
Q6 糸を備蓄している倉庫。その高さはどれくらい?
①約5メートル
②約10メートル
③約30メートル
Q7 ほぼすべてがオートメーション化されているREDAの工場。その中で主に人が活躍している作業は?
①運ばれてきた原料・綿の選別作業
②糸を染めていく作業
③織り上がった布を調べる検品作業
Q8 織り上がったばかりの生地はゴワゴワしています。ある過程を経ることで柔らかくなりますがそれは?
①水で洗う
②熱湯につける
③天日に干す
Q9 REDAが持っている「普通の生地工場にはない」施設とは?
①火力発電所
②学校、保育所
③浄水施設
【答え】
Q1)② Q2)② Q3)① Q4)③ Q5)③ Q6)③ Q7)③ Q8)① Q9)③
【REDA社&レダアクティブ クイズ解説】
Q1 今季のタカシマヤ スタイルオーダー サロンが推奨するスタイルは?
②ほどよいさじ加減のビジネスカジュアル
Q2 メンズファッション界で、いま最も注目されている生地メーカーといえば?
②REDA社
ここ数年のオフィスのカジュアル化やクールビズ、そして今年のコロナ禍で、カジュアル傾向が一気に進んだオフィスシーンに向けて。今季のタカシマヤ スタイルオーダー サロン(以下TSS)は「カジュアルになりすぎない、ほどよいさじ加減のビジネスカジュアルスタイルをオーダーで」と提案しています。鍵となるのは、高機能素材「レダアクティブ」。最先端・高機能で知られるレダの生地はどのように作られているのか、そして環境にも配慮したREDA社のサステナビリティな取り組みについて、動画でじっくりとご紹介しています。
Q3 REDA社のアーカイブルームに並ぶ生地。最も古いものはおよそ何年前?
①100年前
REDA社は1865年に創業。そのアーカイブルームで、およそ100年前の生地を発見した干場。「この頃の生地はぶ厚いですね。イギリスの生地みたい」実は、イタリアはもともとファッション後進国で、英国の下請けをしていたんです。だからこの時代の生地は英国っぽいというわけ。その後、サビルロウでイタリア生地の機能性や発色の良さが知られるようになり、徐々に世界に広がっていきました。
Q4 布の染め方には3種類ありますが、REDA社は主にどの染め方を採用している?
③トップ染め:綿を染める
糸や生地を染める場合、色をしっかりと入れるために、何度も染めたり洗ったりする必要があります。それはすなわち、水も電気も多く使う、ということ。いちばん水を使わない方法が、原材料である綿を染めてしまうトップ染め。環境への影響が最も少ない方法なんです。
動画では、綿に直接プリントするという、メランジ染めの機械もご紹介。
干場が手にしている綿には、模様がプリントされています。
こちらはかなり古い、REDA社オリジナルの機械。櫛で梳いていく過程で、徐々に色が混ざっていくのだそう。革新的な生地の作り方をする一方で、伝統的な優れているものは大事にする、それもREDA社のポリシーなんです。
Q5 綿を梳くときに出てしまう短く細かい繊維。REDA社はその繊維をどうしている?
③自社でパッド状にして、再生中綿を作る
「極力ゴミを出さない」これもREDAのこだわり。綿から梳毛を作る際には、機械を変えて何回も櫛で梳いていきますが、その際にどうしても出てしまう細かい繊維は、再生ウールの工場に売ったり、自社でパッド状にして「ウール中綿」として再利用しています。つまりゴミではないんです。
Q6 糸を備蓄している倉庫。その高さはどれくらい?
③約30メートル
REDAでは、オートメーションで糸の在庫管理をしています。その糸を備蓄している倉庫はとても広く、高さはなんと約30メートル、10階建てマンションほど。こんなにも広い倉庫がある理由、それは「クイックデリバリーに対応するため」。
通常、注文が入ってから糸を紡績すると、製品になるまでに4、5ヵ月はかかってしまいます。それを短縮するために、前もって必要とされるであろう糸を作り続けて、この倉庫に備蓄しているんです。必要になったらいつでもすぐに織れるようにスタンバイ、そんなスピーディーさもREDAが人気の理由です。
Q7 ほぼすべてがオートメーション化されているREDAの工場。その中で主に人が活躍している作業は?
③織り上がった布を調べる検反作業
できあがった生地の検品作業、いわゆる検反だけは人が担当しています。ほとんどがオートメーション化されている工場の中で、ここだけは絶対に、人でなければできないそう。人間のチェック能力ってスゴイですね。
Q8 織り上がったばかりの生地はゴワゴワしています。ある過程を経ることで柔らかくなりますがそれは?
①水で洗う
生地は「洗う」ことで、柔らかく光沢感もあって繊細な、高級服地へと進化します。ここで大事な役目を果たしているのが、REDAの工場がある「ビエラ」の水。イタリアの水のほとんどは硬水ですが、ビエラは軟水。それも不純物をほとんど含まないとてもキレイな水なんです。この水のおかげで、生地に独特の柔らかさを出せるのだそう。逆にいえば、ビエラ以外の場所では、たとえ同じ機械、設備があっても、今のような生地は生み出せないということ。
洗い方も生地のクオリティによっていろいろな方法があります。REDAでは、代々受け継いだ伝統的なレシピによって、洗う温度や洗い方を調整しているんです。洗い終わったあとの生地は、最低24時間〜48時間かけて休ませます。この「エイジング」という過程を経ることで、生地が整って品質が安定するのだそう。
Q9 REDAが持っている「普通の生地工場にはない」施設とは?③浄水施設
REDAの工場にはなんと、浄水場もあるんです。工場で使用する水を少なくする努力だけではなく、浄水場で水をきれいにして再利用したり、飲めるほどのレベルにまでしてから川に流しています。このような「サステナブル」な地球環境を考えた取り組みは、つい最近始めたものではなく、20年以上前から行っていたというのだからスゴイ。「サステナビリティ」がすでに当たり前のこととして染みついており、近年その精度がさらに高まっている。これがREDA社なんです。
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……ということで、REDAの工場を見学して、すっかり圧倒された様子の干場。TSS用の生地選びにも、コレまで以上に熱がこもっていました。
こうしてチョイスされた、この秋冬のTSSの生地。色もバリエーションも豊富に、REDA社の高機能素材「レダ アクティブ」のスマートフランネルを取り揃えております。今年はぜひ、スマートフランネルを使って軽量快適なスーツを作ってみませんか?
タカシマヤ スタイルオーダー サロン
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TEL:(03)3211-4111(代表)
Video:Kengo Yagawa
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Yukari Tachihara
【提供元】
高島屋
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