元はバスケットボールシューズだって知ってました?
第191回目は、プーマのスウェードです。
物欲の秋とも言いますが、これだけ暖かい日が長引くとそうすぐには冬物に手が出ないもの。そこで先準備として用意しておきたいのが、シューズやバッグといった通年使えるワードローブ。特にスニーカーなんかは、何足あっても毎年ひとつは欲しくなりますから。というわけで、第200回を前に今回は定番中の定番、プーマのスニーカーをご紹介します。
数多くあるプーマのスニーカーの中でも特に人気を誇る「スウェード」は、その名の通りスウェード素材のアッパーに、ブランドの象徴的なトレードマークであるフォームストリップをあしらったコートシューズタイプのスニーカーです。元々はバスケットボールをはじめ、マルチパーパスに使えるトレーニングシューズの用途として1968年に誕生。以来NBA選手のみならず、ビースティ・ボーイズのメンバーなどアーティストたちに愛用されたことでも人気が高まり、世界中にその名が広まっていきました。
発売から50年程が経ち、様々なブランドとコラボを重ねながら未だアップデートされ続けている「スウェード」ですが、基本的な装いは当時から変わっておりません。シンプルかつベーシック、それでいて上品な装いは、パンツの裾幅に関係なく、デニムからスラックス、ジャケットスタイルにも馴染んでくれます。
そういえばコート系スニーカーといえば代表的な物に以前紹介した「スタンスミス」があります。種目は違えど、あちらが柔というなれば、クラシックなオーラをまとった「スウェード」は剛のスニーカーとも呼べるのではないでしょうか。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Tomomi Nishihara
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