男を惹きつけてやまない定番の魅力。しかし、定番ゆえに見過ごし、定番ゆえに買い逃してはいませんか? 知ればあなたの人生を必ず豊かにしてくれるFORZA厳選の「鉄板定番」を、あらためて紐解きご紹介します。
レトロなのに洗練されたイタリアン・ランニング
第121回目は、ディアドラのエキップです。
2万9000円(税抜)/ディアドラ(DMR Inc.)
日進月歩でアップデートされる機能に、興味津々と購入した最新のハイテク系モデル。所有欲は満たされたものの、いざ履くとなるとなかなかに難易度が高いと思ったことありませんか? そんな大人のスニーカー選びの落とし穴から救ってくれるのは、やっぱりレトロ系ランニングシューズです。1948年にイタリアにて創業したディアドラは、まさしくその代表的なブランドです。
サッカーやテニスといったスポーツから、モータースポーツ、そしてライフスタイルまで幅広く展開する同ブランドですが、やはりイタリア生まれとあって、そのデザイン性や色使いの洒脱さには定評があります。その代表例が、こちらのエキップ。2003年にスタートしたヘリテージラインにて展開される同モデルは、1975年にリリースされたランニングシューズをモデルとしたレトロなデザインが特徴です。すっきりとした細身のラストにより、ジャケパンスタイルにマッチするスニーカーとして支持されています。
カラバリや加工モノなど、シーズンごとに新たな展開を披露しつつも、それらは総じてシック。今回ご紹介する1足も、ブルーをアクセントとしながらも、発色は控えめで実に上品です。
1975年のランニングシューズをベースとしたアッパーに、ドライビングシューズのソールを組み合わせているのが、エキップの見どころ。生ゴム色アウトソールのレトロ感も、エバーグリーンな魅力を放ちます。
こちらもヘリテージコレクションで展開するn9000。1990年のサッカーW杯で、イタリア代表が採用したトレーニングシューズを製品化したモデルとあって、ルックスのみならずスペックもハイレベルな1足です。3万2000円(税抜)/ディアドラ(DMR Inc.)
スポーティであっても、チープになるのは避けたい大人スニーカー。イタリア生まれのディアドラは、そんなバランスが難しい大人の休日スニーカーコーデにおいて、懐刀なブランドと言えます。
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Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
DMR Inc.
03-5770-3040
https://diadorajapan.com/
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