復活を機に、大人アクセとしての市民権も獲得
ダウンジャケットやムートンなど、今年の冬アウターはボリューム感のあるものが人気を集めています。元々冬コーデにおいて、アクセサリーは脇役。まぁ、露出するのはリングぐらいですからね。しかし、ネイティブ系アクセサリーなら、冬の重アウターに対しても、きっちり存在感を示してくれます。
ここ最近、90年代リバイバルの影響もあって、ネイティブ系アクセサリーが再び人気を集めています。ネイティブ系といえば、フェザーやアローといったモーチフや、ターコイズなどのストーンなど、アイコニックで重厚感のあるデザインが豊富に揃うのが魅力。素材は一般的にシルバーですが、作家物などはアート性が高いこともあって、結構なお値段がします。シルバーアクセサリーと聞くと若者なイメージですが、良質なネイティブ系アクセサリーは、実は大人じゃないと買えないんですよね。
だから、大人らしくシンプルなデザインを、なんて選ぶ必要はなし。思い切って、ごっついバングルだってOKです。前述の通り、冬アウターにもバッチリ映えますしね。
CODY SANDERSON コディ・サンダーソン
冬のヘビーアウターに負けない重厚カフ(バングル)
インディアンジュエリーにおける伝統的な製法を継承しながらも、どこかモダンで今どき感のあるデザインを楽しむならココ。コディ自身がすべての工程を手がけているだけに、生産数が少なくお値段もそれなりですが、その重厚感のある彫金技術は、身につける満足感を確実に味わえます。
Bruce Morgan ブルース・モーガン
高級感を狙うならゴールドとのコンビを
比較的シンプルで繊細なスタンプワークを得意とするこちら。大人のネイティブ系アクセサリーの定番ブランドとして名高いのは、さらにシルバーに14Kゴールドを組み合わせた2トーンデザインも要因に。カジュアルにはもちろん、ラグジュアリーなコーデにも馴染んでくれます。
NORTH WORK ノース ワークス
ネイティブ系ならではのハンドメイド感が魅力
シルバーやターコイズの、ナチュラルな質感を活かしたデザインに定評あり。伝統的な製法やモチーフを踏襲しながらも、時にコミカルなデザインも取り入れるなど、ファッション性の高い提案も見どころに。ヴィンテージのコインを使ったデザインは、ここが得意とするところ。
VINTAGE NAVAJO ヴィンテージ ナバホ
こだわるなら本場を狙うのもありです
ニューメキシコ州からアリゾナ州にまたがる広大な保留地を有する、ネイティブアメリカンにおける一大部族。シルバーアクセ界においても、最も有名な部族です。主な製法は、スタンプワーク。タガネで打ち込まれる様々な模様は、繊細で美しく、そしてシンボリックな魅力を放ちます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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