第278回 ダウンジャケットを大人っぽくあか抜けさせるテクニック
本格的に寒さが厳しくなり、いよいよダウンジャケットの出番ですね。保温力や軽さが魅力的な反面、お洒落に着こなすのが難しいアイテムでもあったりして。
そこで今回は、お洒落を意識したダウンジャケットの選び方と、センス良く見せるコーディネートをオーランド・ブルームに学びたいと思います。
ダウンジャケットといえば、ツヤのあるナイロン素材でスポーティなものが多いですが、オーランド・ブルームが選んだのは、鮮やかなブルーが引き立つマットなデニム調の逸品。ダウンジャケットの印象を素材感や色目で覆すことで、他との差別化ができます。
コーディネートは、ダークネイビーワントーンで纏めているのがポイント。コントラストを強めることで、ダウンジャケットの存在が引き立ち、シンプルなのに個性的かつセンス良く見せることができます。仕上げに、クリアフレームのサングラスを足せば、重く見えがちなダウンジャケットも一気にあか抜けて軽快な印象になりますよね。オーランド・ブルームのように、素材や色にこだわった個性的なダウンコーデを楽しんでみてはいかがでしょう?
Text:Satosahi Nakamoto
オーランド・ブルームのように装うならこんなアイテムがオススメ
ウールヘリンボーン×ナイロンフーデッドダウンジャケット 12万9600円(税込)/TATRAS(タトラス)
袖、ポケット、肩などを同系色のナイロンに切り替えることによりTATRAS(タトラス)らしいシック且つスポーティな雰囲気に仕上げることに成功したウールヘリンボーン×ナイロンフーデッドダウンジャケット。サッと羽織るだけでカッコが付く。そんな万能型のダウンジャケットと言っても過言ではありませんよ!
カシミヤ混 ストレッチデニム(TOKYO) 5万8320円(税込)/リチャード J ブラウン
腰とヒップを包み込むデザインと、太ももへのフィット感。裾口へかけてのテーパード。決して、窮屈なフィット感ではなくストレッチの利いた素材だからこそ、履いた時のフィット感はたまらない仕上がりに。
MD RUNNER 2 MDランナー 7560円(税込)/NIKE(ナイキ)
常に革新的なテクノロジーを使用したスニーカーやウェアを世の中に提供し続けているNIKE(ナイキ)ですが、こちらのMDランナー2はレトロランニングを彷彿とさせるようなクラシックな出で立ちが魅力的です。
コンビフレーム クリアレンズグラス 3万5640円(税込)/ブラン
こちらは、セル調フレームのウェリントンタイプでブリッジとノーズパッドがメタルの一体化パーツとなっているもの。丸みを帯び、程よい大きさのフレームは、顔馴染みの良いサイズです。とてもシンプルなデザインに見えますが、フレームの厚みやテンプルの形状など全体のバランスが素晴らしく、足し引きの加減を計算し尽くしたデザイン。ブリッジのシルバーパーツがアクセントになっています。