なぜだか白いレザーに惹かれてしまうんです
さて、117回めは「セラファン(SERAPHIN)」のレザーブルゾン。もう随分前になるのですが……、ん? あれ、なんか書き覚えあるな(笑)。
そう、先日の116回めにも書きましたが、"色ち買い"ってやつですね。ブラウンの方も安かったんですが、ホワイトの方は 色が色だけにさらにお値引きされており、なかば救出的に清水ダイブ。
その破格っぷりから測るに、世間は白いレザーに抵抗があるのかもしれませんが、こちらのグッドイナフ(GOOD ENOUGH)による2ndタイプの白レザージャケットを皮切りに、襟がひくほど汚れ、しかも黄ばんでしまったコム デ ギャルソン シャツ(COMME des GARCONS SHIRT)の白レザーシャツ、「スノーホワイト」なんて洒落たカラーネームだったカルぺディエムのウォッシャブルレザーシャツなどなど、なぜだか白いレザーに惹かれて色々とダイブしてきました。誰が、ココロが汚れてるからだっ!(笑)。
こちらのセラファンもリブが白いので、どうしても汚れが目立ってしまうんですが…、なにか惹きつける魅力があるんですよね。
こちらも品質表示に関してはPEAU、SKIN(笑)。もう、何の革なのかも記されていませんが、恐らくシープスキン(羊革)ですね。染めの関係でブラウンのものよりは硬さを感じますが、そこはセラファン! 納得できる とにかく上質な革質です。
前回は記載しませんでしたが、脇下にはハトメが付いていて、ベンチレーション(通気)機能もバッチリ!
カタチはフライトジャケットっぽいので、使い勝手も良く、『THE HUNTER』のスティーブ・マックイーン気取って、着こなしています! あっ、ウソです。
ホントはスキンズっぽくビッタビタのパンツにDr.マーチンを上までビッチリ編み上げて羽織ってたりしたらカッコいい気もしますが、細いパンツ穿かないので…。毎度ダボッとダラっと羽織っています。
まだ洗ってないんですが、もう少し汚れて味が出てきたら洗濯機にぶち込んで、ジャブジャブ洗ってみようと思ってます。お安く手に入れられると、そういう冒険ができるのも嬉しいところ。
ちなみに、白スニーカーはなんだか気恥ずかしくて ほとんど履きませんし、靴の場合スムースの白レザーが汚れてくるのは大嫌い(笑)。自分の天邪鬼っぷりに辟易します……。
Photo:Naoto Otsubo
Text:Ryutaro Yanaka